整式 $P(x) = x^3 - x + 5$ を、(1) $x+3$ および (2) $x-1$ で割ったときの余りを求める。

代数学多項式剰余の定理因数定理整式
2025/6/29

1. 問題の内容

整式 P(x)=x3x+5P(x) = x^3 - x + 5 を、(1) x+3x+3 および (2) x1x-1 で割ったときの余りを求める。

2. 解き方の手順

剰余の定理より、P(x)P(x)xax - a で割った余りは P(a)P(a) である。
(1) x+3x+3 で割ったときの余りを求める。
x+3=0x + 3 = 0 となる xxx=3x = -3 である。したがって、求める余りは P(3)P(-3) である。
P(3)=(3)3(3)+5P(-3) = (-3)^3 - (-3) + 5
P(3)=27+3+5P(-3) = -27 + 3 + 5
P(3)=19P(-3) = -19
(2) x1x-1 で割ったときの余りを求める。
x1=0x - 1 = 0 となる xxx=1x = 1 である。したがって、求める余りは P(1)P(1) である。
P(1)=(1)3(1)+5P(1) = (1)^3 - (1) + 5
P(1)=11+5P(1) = 1 - 1 + 5
P(1)=5P(1) = 5

3. 最終的な答え

(1) x+3x+3 で割ったときの余り:-19
(2) x1x-1 で割ったときの余り:5

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