この問題を解くためには、チェバの定理とメネラウスの定理を利用します。
(1) BR : RC を求める
チェバの定理より、
PBAP⋅RCBR⋅SACS=1 42⋅RCBR⋅63=1 21⋅RCBR⋅21=1 RCBR=4 したがって、BR : RC = 4 : 1
(2) BC : CS を求める
BC = BR + RC なので、BR : RC = 4 : 1 より
BC = 5k (kは定数) とすると、BR = 4k, RC = k となる。
次に、メネラウスの定理を直線ASに関して適用すると、
CRBC⋅OARO⋅QBAQ=1 メネラウスの定理を直線BSに関して適用すると、
SACS⋅PBAP⋅RCBR=1 ただし、(1)でチェバの定理よりPBAP⋅RCBR⋅SACS=1なので、メネラウスの定理を適用することはできない。 メネラウスの定理を直線PQSに関して適用すると、
SCBS⋅QACQ⋅PBAP=1 CSBC+CS⋅QACQ⋅42=1 CS5k+CS⋅QACQ⋅21=1 CS5k+CS⋅QACQ=2 メネラウスの定理を直線ARSに関して適用すると、
RCBR⋅SACS⋅OBAO=1 4・(CS/6)・OBAO=1 なので、OBAO=2CS3 メネラウスの定理を直線BQSに関して適用すると、
CRBC⋅OARO⋅QBAQ=1 メネラウスの定理を点S,線分ABに適用すると、
PBAP⋅RCBR⋅SACS=1より 4+14⋅3+63=1 PBAP⋅RCBR⋅SACS=1 42⋅RCBR⋅6CS=1 RCBR⋅3CS=2 BC : CS はわかりません。
(3) AO : OR を求める
メネラウスの定理を直線BCに関して適用すると、
SCBS⋅RACR⋅QBAQ=1