直角二等辺三角形ABCの辺上に頂点を持つ長方形PQCRがある。QC = $x$ cmとしたとき、長方形の面積が6 cm$^2$以上12 cm$^2$以下となる$x$の範囲を求める。

幾何学直角二等辺三角形長方形面積不等式二次方程式
2025/6/29

1. 問題の内容

直角二等辺三角形ABCの辺上に頂点を持つ長方形PQCRがある。QC = xx cmとしたとき、長方形の面積が6 cm2^2以上12 cm2^2以下となるxxの範囲を求める。

2. 解き方の手順

まず、長方形の面積をxxで表す。三角形ABCは直角二等辺三角形なので、AC = BCである。QC = xxとすると、AQ = xxとなる。したがって、長方形の縦の長さはxxである。
次に、長方形の横の長さを求める。直角二等辺三角形APQにおいて、AP = AQ = xxである。したがって、PC = BC - BP = AC - AP となる。AC = BCであるから、BC = 任意の文字、例えばaaとおくと、PC = axa - xとなる。長方形の横の長さはPCに等しいので、axa-xとなる。しかし、図からACの長さが不明であるため、解くことができない。
しかし、問題を解くための仮定として、AC = 6であると仮定する。そのとき、PC = 6 - xとなる。
長方形の面積は、縦の長さ×\times横の長さで求められるので、長方形PQCRの面積は、x(6x)x(6-x)となる。
長方形の面積が6 cm2^2以上12 cm2^2以下となる条件は、
6x(6x)126 \le x(6-x) \le 12
この不等式を解く。
まず、6x(6x)6 \le x(6-x)
66xx26 \le 6x - x^2
x26x+60x^2 - 6x + 6 \le 0
解の公式より、x=6±364(6)2=6±122=6±232=3±3x = \frac{6 \pm \sqrt{36 - 4(6)}}{2} = \frac{6 \pm \sqrt{12}}{2} = \frac{6 \pm 2\sqrt{3}}{2} = 3 \pm \sqrt{3}
したがって、33x3+33 - \sqrt{3} \le x \le 3 + \sqrt{3}
次に、x(6x)12x(6-x) \le 12
6xx2126x - x^2 \le 12
x26x+120x^2 - 6x + 12 \ge 0
解の公式より、x=6±364(12)2=6±122x = \frac{6 \pm \sqrt{36 - 4(12)}}{2} = \frac{6 \pm \sqrt{-12}}{2}
この2次方程式は実数解を持たない。x26x+12=(x3)2+3x^2 - 6x + 12 = (x-3)^2 + 3であるから、常に正である。
よって、x26x+120x^2 - 6x + 12 \ge 0は常に成立する。
したがって、33x3+33 - \sqrt{3} \le x \le 3 + \sqrt{3}となる。
x>0x > 0かつ6x>06-x>0より、0<x<60 < x < 6である必要がある。
3331.732=1.2683 - \sqrt{3} \approx 3 - 1.732 = 1.268
3+33+1.732=4.7323 + \sqrt{3} \approx 3 + 1.732 = 4.732
したがって、33x3+33 - \sqrt{3} \le x \le 3 + \sqrt{3}は、0<x<60 < x < 6の条件を満たす。

3. 最終的な答え

33x3+33 - \sqrt{3} \le x \le 3 + \sqrt{3}
ただし、ACの長さが6であると仮定して解いた。ACの長さが不明であるため、問題文に不備がある可能性がある。

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## 問題の回答

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