レモンスターと呼ばれるパッチワークの模様について、合同なひし形、正方形、三角形が組み合わさってできている。ひし形の1辺の長さを1としたとき、この模様全体の正方形の1辺の長さを求める。

幾何学幾何図形正方形ひし形直角二等辺三角形三平方の定理パッチワーク図形の辺の長さ
2025/6/29

1. 問題の内容

レモンスターと呼ばれるパッチワークの模様について、合同なひし形、正方形、三角形が組み合わさってできている。ひし形の1辺の長さを1としたとき、この模様全体の正方形の1辺の長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、模様の中心から伸びるひし形を考える。ひし形の1辺の長さは1である。
正方形の一辺は、ひし形の辺、直角二等辺三角形の斜辺、ひし形の辺で構成される。
中心の正方形の辺の長さは、ひし形の辺の長さに等しいので1。
ひし形と正方形の間にある三角形は、直角二等辺三角形である。
この直角二等辺三角形の斜辺は、ひし形の辺と一致するため、長さは1である。
直角二等辺三角形の斜辺が1のとき、その直角を挟む辺の長さは、三平方の定理から a2+a2=12a^2 + a^2 = 1^2を満たす。
2a2=12a^2 = 1
a2=12a^2 = \frac{1}{2}
a=12=12=22a = \sqrt{\frac{1}{2}} = \frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}
したがって、直角二等辺三角形の直角を挟む辺の長さは 22\frac{\sqrt{2}}{2} である。
模様全体の正方形の1辺の長さは、ひし形の辺の長さ1、直角二等辺三角形の斜辺の長さ1、中心の正方形の辺の長さ1を足したものに等しい。
したがって、模様全体の正方形の1辺の長さは 1+1+22+22=1+21 + 1 + \frac{\sqrt{2}}{2} + \frac{\sqrt{2}}{2} = 1+ \sqrt{2}である。
模様全体の正方形の1辺の長さは、1+1+22×2=2+21 + 1 + \frac{\sqrt{2}}{2} \times 2 = 2 + \sqrt{2}となる。
正方形の一辺は、ひし形の一辺、正方形の一辺、直角二等辺三角形の一辺で構成される。直角二等辺三角形の斜辺がひし形の一辺と等しいので、直角を挟む二辺の長さは 12\frac{1}{\sqrt{2}} となる。したがって正方形の一辺は 1+1+22+221+1+\frac{\sqrt{2}}{2}+\frac{\sqrt{2}}{2} となり、2+22+\sqrt{2} となる。

3. 最終的な答え

2+22 + \sqrt{2}

「幾何学」の関連問題

直線 $x=1$ に関して、放物線 $y = x^2 - 4x - 5$ と対称な放物線の方程式を求める問題です。

放物線対称性座標変換
2025/6/29

点 A(3, -1) を通り、直線 $3x + 2y + 1 = 0$ に垂直な直線と平行な直線の式をそれぞれ求める。

直線傾き垂直平行方程式
2025/6/29

与えられた等式 $\frac{\sin 2\alpha}{1 + \cos 2\alpha} = \tan \alpha$ が成り立つことを示す問題です。

三角関数倍角の公式三角恒等式tan
2025/6/29

ベクトル $\vec{a} = (-4, 3)$ に垂直な単位ベクトルを求める問題です。

ベクトル垂直単位ベクトル内積
2025/6/29

問題は、以下の条件を満たす角度 $\theta$ の動径が、どの象限にあるかを答える問題です。 (1) $\sin \theta < 0$ かつ $\cos \theta < 0$ (2) $\cos...

三角関数象限三角比
2025/6/29

$0^\circ < \theta < 180^\circ$ で、$\tan \theta = 2\sqrt{2}$ のとき、$\cos \theta$ と $\sin \theta$ の値を求める問...

三角比三角関数角度cossintan
2025/6/29

xyz空間に4点A, B, C, Dと原点Oがある。OA, OB, OCが生成する平行六面体をKとする。ただし、(1),(2),(3)においては、A(-1, 2, -3), B(1, -2, -3),...

ベクトル空間図形平行六面体体積面積平面垂線の長さ行列式
2025/6/29

空間内に4点A, B, C, Dと原点Oがある。 $\vec{OA} = \begin{pmatrix} -1 \\ 2 \\ -3 \end{pmatrix}$, $\vec{OB} = \begi...

ベクトル空間ベクトル平行六面体体積外積面積平面垂線行列式
2025/6/29

3次元空間内に3点 A(1, 1, -1), B(2, -2, -3), C(4, 2, 1) がある。以下の問いに答える。 (1) ベクトルABとベクトルACの外積を求める。 (2) 3点A, B,...

ベクトル外積平面の方程式球面の方程式空間図形
2025/6/29

直線 $y = \frac{1}{\sqrt{3}}x + 1$ とのなす角が $\frac{\pi}{4}$ である直線で、原点を通るものの、方程式を求めよ。

直線角度傾き三角関数方程式
2025/6/29