与えられた実数について、整数部分と小数部分を求める問題です。対象となる実数は、$ \sqrt{7} $, $ -\sqrt{7} $, $ 5 + \sqrt{7} $ の3つです。

算数平方根整数部分小数部分実数
2025/6/29

1. 問題の内容

与えられた実数について、整数部分と小数部分を求める問題です。対象となる実数は、7 \sqrt{7} , 7 -\sqrt{7} , 5+7 5 + \sqrt{7} の3つです。

2. 解き方の手順

(1) 7 \sqrt{7} の場合
まず、7 \sqrt{7} の値がどの整数の間にあるかを考えます。
22=42^2 = 4
32=93^2 = 9
したがって、2<7<32 < \sqrt{7} < 3 であることがわかります。
よって、7 \sqrt{7} の整数部分は2です。
小数部分は、7 \sqrt{7} から整数部分を引いたものです。
小数部分 =72= \sqrt{7} - 2
(2) 7 -\sqrt{7} の場合
7 \sqrt{7} の値がどの整数の間にあるかについて、(1)と同様に考え、2<7<32 < \sqrt{7} < 3 であることがわかっています。
したがって、3<7<2-3 < -\sqrt{7} < -2 となります。
整数部分は-3です。(数直線上で左にある整数)
小数部分は、7 -\sqrt{7} から整数部分を引いたものです。
小数部分 =7(3)=37= -\sqrt{7} - (-3) = 3 - \sqrt{7}
(3) 5+7 5 + \sqrt{7} の場合
2<7<32 < \sqrt{7} < 3 でしたので、各辺に5を足すと、
5+2<5+7<5+35 + 2 < 5 + \sqrt{7} < 5 + 3
7<5+7<87 < 5 + \sqrt{7} < 8
よって、5+7 5 + \sqrt{7} の整数部分は7です。
小数部分は、5+7 5 + \sqrt{7} から整数部分を引いたものです。
小数部分 =5+77=72= 5 + \sqrt{7} - 7 = \sqrt{7} - 2

3. 最終的な答え

(1) 7 \sqrt{7}
整数部分:2
小数部分:72 \sqrt{7} - 2
(2) 7 -\sqrt{7}
整数部分:-3
小数部分:37 3 - \sqrt{7}
(3) 5+7 5 + \sqrt{7}
整数部分:7
小数部分:72 \sqrt{7} - 2

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