6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5の中から異なる5個を選んで並べ、5桁の整数を作るとき、以下の整数は何個作れるか。 (1) 整数 (2) 偶数 (3) 奇数 (4) 43000より大きい整数
2025/6/30
1. 問題の内容
6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5の中から異なる5個を選んで並べ、5桁の整数を作るとき、以下の整数は何個作れるか。
(1) 整数
(2) 偶数
(3) 奇数
(4) 43000より大きい整数
2. 解き方の手順
(1) 整数
5桁の整数を作る場合、先頭の数字は0であってはいけません。
全体の並べ方は、6個から5個選んで並べる順列なので、通りです。
しかし、この中には先頭が0である場合が含まれます。
先頭が0の場合、残りの5個から4個を選んで並べるので、通りです。
したがって、5桁の整数は、個作れます。
(2) 偶数
5桁の整数が偶数であるためには、末尾の数字が0, 2, 4である必要があります。
i) 末尾が0のとき:残りの5個から4個を選んで並べるので、通り。
ii) 末尾が2または4のとき:末尾の選び方は2通り。先頭は0以外の4通り。残りの3桁は残った4個から3個を選んで並べるので、通り。
したがって、この場合は、通り。
合計すると、個の偶数が作れます。
(3) 奇数
5桁の整数が奇数であるためには、末尾の数字が1, 3, 5である必要があります。
末尾の選び方は3通り。
先頭は0以外の数字を選ばないといけないので、場合分けが必要です。
i) 末尾が1, 3, 5のいずれかで、かつ先頭が0でない場合:
末尾は3通り。先頭は0と末尾で使った数字以外の4通り。残りの3桁は残った4個から3個を選んで並べるので、通り。
したがって、個の奇数が作れます。
(4) 43000より大きい整数
i) 先頭が4の場合:43000より大きいためには、43xxx, 45xxxの形である必要があります。
・43xxx:残りの数字は0, 1, 2, 5なので、3桁は0, 1, 2, 5の中から3個を選んで並べるので、通り。
・45xxx:残りの数字は0, 1, 2, 3なので、3桁は0, 1, 2, 3の中から3個を選んで並べるので、通り。
ii) 先頭が5の場合:残りの4桁は0, 1, 2, 3, 4の中から4個を選んで並べるので、通り。
合計すると、通りですが、43000より大きい整数を求める問題なので、先頭が43xxxの形に絞って考えます。
43000より大きい数を作るには、43000, 43012, 43015, 43021, 43025, 43051, 43052, ... などがあります。
千の位を固定して、百の位で場合分けして考えます。
・430xx: 残りは1, 2, 5なので、1, 2, 5から2つ選んで並べる。
・431xx: 残りは0, 2, 5なので、0, 2, 5から2つ選んで並べる。
・432xx: 残りは0, 1, 5なので、0, 1, 5から2つ選んで並べる。
・435xx: 残りは0, 1, 2なので、0, 1, 2から2つ選んで並べる。
次に万の位が45の時を考える。
・450xx: 残りは1, 2, 3なので、1, 2, 3から2つ選んで並べる。
・451xx: 残りは0, 2, 3なので、0, 2, 3から2つ選んで並べる。
・452xx: 残りは0, 1, 3なので、0, 1, 3から2つ選んで並べる。
・453xx: 残りは0, 1, 2なので、0, 1, 2から2つ選んで並べる。
5xxxx: 5から始まる数は
43000より大きい数は144
3. 最終的な答え
(1) 整数: 600個
(2) 偶数: 312個
(3) 奇数: 288個
(4) 43000より大きい整数: 144個