3枚の硬貨を同時に投げるとき、そのうち1枚だけが表となる確率を求めよ。

確率論・統計学確率硬貨事象場合の数
2025/6/29

1. 問題の内容

3枚の硬貨を同時に投げるとき、そのうち1枚だけが表となる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

3枚の硬貨を投げたとき、それぞれの硬貨について表が出る場合と裏が出る場合があるので、起こりうる全ての場合の数は 2×2×2=82 \times 2 \times 2 = 8 通りである。
1枚だけ表が出る場合を考えると、以下の3つのパターンがある。
* 1枚目の硬貨が表で、2枚目と3枚目の硬貨が裏の場合。
* 2枚目の硬貨が表で、1枚目と3枚目の硬貨が裏の場合。
* 3枚目の硬貨が表で、1枚目と2枚目の硬貨が裏の場合。
したがって、1枚だけ表が出る場合の数は3通りである。
求める確率は、1枚だけ表が出る場合の数を全ての場合の数で割ることで求められる。
求める確率は、
1枚だけ表が出る場合の数全ての場合の数=38\frac{\text{1枚だけ表が出る場合の数}}{\text{全ての場合の数}} = \frac{3}{8}

3. 最終的な答え

38\frac{3}{8}

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