(1) 直線(1)と直線(2)の交点 A を求める。 x+2y+5=0 (1) 3x−2y+7=0 (2) (1) + (2) より 4x+12=0, よって x=−3。 x=−3 を (1) に代入すると、−3+2y+5=0, よって 2y=−2, したがって y=−1。 よって、交点 A の座標は (−3,−1)。 (2) 直線(3) kx+(k+1)y+3k−4=0 を k について整理する。 k(x+y+3)+y−4=0 k の値にかかわらずこの式が成り立つためには、 x+y+3=0 かつ y−4=0 である必要がある。 y=4 を x+y+3=0 に代入すると x+4+3=0, よって x=−7。 よって、直線(3)が k の値にかかわらず通る点 B の座標は (−7,4)。 (3) 3直線(1), (2), (3) が三角形をつくらないときとは、
(i) 3直線が1点で交わる場合、
(ii) 少なくとも2直線が平行な場合
である。
(i) 3直線が1点で交わる場合
直線(1)と(2)の交点 A(−3,−1) を直線(3)が通るときを考える。 k(−3)+(k+1)(−1)+3k−4=0 −3k−k−1+3k−4=0 (ii) 少なくとも2直線が平行な場合
直線(1): x+2y+5=0 より y=−21x−25 直線(2): 3x−2y+7=0 より y=23x+27 直線(3): kx+(k+1)y+3k−4=0 より (k+1)y=−kx−3k+4 k+1=0 のとき y=−k+1kx−k+13k−4 直線(1)と直線(3)が平行なとき、−21=−k+1k より k+1=2k, よって k=1 直線(2)と直線(3)が平行なとき、23=−k+1k より 3k+3=−2k, よって 5k=−3, したがって k=−53 k=−1 のとき、直線(3)は −x+1=0 より x=1 となり、直線(1), (2) と平行ではない。 したがって、k=−5,1,−53 (4) 直線(1)と直線(3)が直交するとき、
(1)の傾きは −21 (3)の傾きは −k+1k 直交する条件は、(−21)(−k+1k)=−1 2(k+1)k=−1 k=−2k−2 k=−32 k=−32 のとき、点 B(−7,4) の直線(1): x+2y+5=0 に関する対称点 C(x′,y′) を求める。 直線 BC は直線(1)に垂直なので、傾きは 2 である。 直線 BC の方程式は y−4=2(x+7), すなわち y=2x+18。 線分 BC の中点 (2x′−7,2y′+4) は直線(1)上にあるので、 2x′−7+2(2y′+4)+5=0 x′−7+2y′+8+10=0 x′+2y′+11=0 また、y′=2x′+18 なので、 x′+2(2x′+18)+11=0 x′+4x′+36+11=0 5x′+47=0 x′=−547 y′=2(−547)+18=−594+590=−54 よって、C(−547,−54)