実数 $a$ を係数とする二次方程式 $x^2 - 2(2a-1)x + 10a^2 - 13a - 5 = 0$ が実数解を持つような $a$ の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式実数解不等式因数分解
2025/6/29

1. 問題の内容

実数 aa を係数とする二次方程式 x22(2a1)x+10a213a5=0x^2 - 2(2a-1)x + 10a^2 - 13a - 5 = 0 が実数解を持つような aa の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

二次方程式が実数解を持つための条件は、判別式 DDD0D \geq 0 を満たすことです。
与えられた二次方程式の判別式 DD は、
D={2(2a1)}24(1)(10a213a5)D = \{ -2(2a-1) \}^2 - 4(1)(10a^2 - 13a - 5)
D=4(4a24a+1)4(10a213a5)D = 4(4a^2 - 4a + 1) - 4(10a^2 - 13a - 5)
D=16a216a+440a2+52a+20D = 16a^2 - 16a + 4 - 40a^2 + 52a + 20
D=24a2+36a+24D = -24a^2 + 36a + 24
二次方程式が実数解を持つためには、D0D \geq 0 でなければならないので、
24a2+36a+240-24a^2 + 36a + 24 \geq 0
両辺を 12-12 で割ると、
2a23a202a^2 - 3a - 2 \leq 0
因数分解すると、
(2a+1)(a2)0(2a+1)(a-2) \leq 0
したがって、aa の範囲は 12a2-\frac{1}{2} \leq a \leq 2 です。

3. 最終的な答え

12a2-\frac{1}{2} \leq a \leq 2

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