絶対値記号を外すために、以下の2つの絶対値の中身の符号が変化する点で場合分けをします。
* x−3=0 より x=3 * 2x−3=0 より x=23 したがって、x の範囲を以下の3つに分けて考えます。 (i) x<23 のとき x−3<0 かつ 2x−3<0 なので、 ∣x−3∣=−(x−3)=−x+3 ∣2x−3∣=−(2x−3)=−2x+3 方程式は、
(−x+3)+(−2x+3)=9 −3x+6=9 これは x<23 を満たすので、解の候補です。 (ii) 23≤x<3 のとき x−3<0 かつ 2x−3≥0 なので、 ∣x−3∣=−(x−3)=−x+3 ∣2x−3∣=2x−3 方程式は、
(−x+3)+(2x−3)=9 これは 23≤x<3 を満たさないので、解ではありません。 x−3≥0 かつ 2x−3>0 なので、 ∣x−3∣=x−3 ∣2x−3∣=2x−3 方程式は、
(x−3)+(2x−3)=9 これは x≥3 を満たすので、解の候補です。