自動車の制動距離は、速度の2乗に比例する。時速60kmで走っているときの制動距離は20mである。時速$x$ kmで走っているときの制動距離を$y$ mとする。 (1) $y$を$x$の式で表す。 (2) 制動距離が80mになるのは、時速何kmで走るときか。

代数学比例二次関数方程式応用問題
2025/6/29

1. 問題の内容

自動車の制動距離は、速度の2乗に比例する。時速60kmで走っているときの制動距離は20mである。時速xx kmで走っているときの制動距離をyy mとする。
(1) yyxxの式で表す。
(2) 制動距離が80mになるのは、時速何kmで走るときか。

2. 解き方の手順

(1) 制動距離yyは速度xxの2乗に比例するので、y=kx2y = kx^2と表せる。
時速60kmで走っているときの制動距離は20mなので、x=60x = 60, y=20y = 20を代入すると、
20=k60220 = k \cdot 60^2
20=3600k20 = 3600k
k=203600=1180k = \frac{20}{3600} = \frac{1}{180}
よって、y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2) 制動距離が80mになるのは、y=80y = 80のときなので、y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2に代入すると、
80=1180x280 = \frac{1}{180}x^2
x2=80180=14400x^2 = 80 \cdot 180 = 14400
x=14400=144100=1210=120x = \sqrt{14400} = \sqrt{144 \cdot 100} = 12 \cdot 10 = 120
よって、時速120kmで走るときである。

3. 最終的な答え

(1) y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2) 時速120km

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