多項式 $P(x) = x^3 - 2x^2 - 2x - 3$ を与えられた一次式で割ったときの余りを求める問題です。 (1) $x-1$ で割った余り (2) $2x+1$ で割った余り

代数学多項式余りの定理割り算
2025/6/29
## 問題11

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x32x22x3P(x) = x^3 - 2x^2 - 2x - 3 を与えられた一次式で割ったときの余りを求める問題です。
(1) x1x-1 で割った余り
(2) 2x+12x+1 で割った余り

2. 解き方の手順

余りの定理を利用します。多項式 P(x)P(x)ax+bax+b で割ったときの余りは P(ba)P(-\frac{b}{a}) で与えられます。
(1) x1x-1 で割った余り
x1=0x-1=0 より x=1x=1 なので、余りは P(1)P(1) で求められます。
P(1)=(1)32(1)22(1)3=1223=6P(1) = (1)^3 - 2(1)^2 - 2(1) - 3 = 1 - 2 - 2 - 3 = -6
(2) 2x+12x+1 で割った余り
2x+1=02x+1=0 より x=12x=-\frac{1}{2} なので、余りは P(12)P(-\frac{1}{2}) で求められます。
P(12)=(12)32(12)22(12)3P(-\frac{1}{2}) = (-\frac{1}{2})^3 - 2(-\frac{1}{2})^2 - 2(-\frac{1}{2}) - 3
=182(14)+13= -\frac{1}{8} - 2(\frac{1}{4}) + 1 - 3
=1812+13= -\frac{1}{8} - \frac{1}{2} + 1 - 3
=18482= -\frac{1}{8} - \frac{4}{8} - 2
=58168= -\frac{5}{8} - \frac{16}{8}
=218= -\frac{21}{8}

3. 最終的な答え

(1) x1x-1 で割った余り: 6-6
(2) 2x+12x+1 で割った余り: 218-\frac{21}{8}

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