## 問題 (6)
数列 が等差数列であり、数列 が等比数列であるとき、 と の値を求めます。
## 解き方の手順
1. 等差数列 $8, a, b$ について、等差中項の関係から、$2a = 8 + b$ が成り立ちます。
2. 等比数列 $a, b, 36$ について、等比中項の関係から、$b^2 = 36a$ が成り立ちます。
3. 連立方程式を解きます。まず、1番目の式から $b = 2a - 8$ となります。これを2番目の式に代入します。
4. 2次方程式を解きます。
5. $a$ の値に対応する $b$ の値を求めます。
* のとき、
* のとき、
6. それぞれの $a$ と $b$ の組が条件を満たすか確認します。
* のとき、数列 は公差 -7 の等差数列、数列 は公比 -6 の等比数列となり、条件を満たします。
* のとき、数列 は公差 8 の等差数列、数列 は公比 の等比数列となり、条件を満たします。
## 最終的な答え
または
## 問題 (7)
初項が 3 で、階差数列 である数列 の一般項を求めます。
## 解き方の手順
1. 数列 $\{a_n\}$ の階差数列が $b_n = 2n + 1$ であることから、$n \ge 2$ のとき、
が成り立ちます。
2. $\sum_{k=1}^{n-1} b_k$ を計算します。
3. $a_n$ の式に代入します。
4. $n = 1$ のときもこの式が成り立つか確認します。
初項と一致するので、この式は のときも成り立ちます。
## 最終的な答え