単振動する物体の変位が $x = 0.30\sin(\pi t)$ で表されるとき、以下の問いに答えます。 (1) 振幅 $A$ [m] はいくらか。 (2) 角振動数 $\omega$ [rad/s] はいくらか。 (3) 周期 $T$ [s] はいくらか。 ただし、$\pi = 3.14$ とします。有効数字2桁で答えます。

応用数学単振動三角関数物理周期振幅角振動数
2025/3/31

1. 問題の内容

単振動する物体の変位が x=0.30sin(πt)x = 0.30\sin(\pi t) で表されるとき、以下の問いに答えます。
(1) 振幅 AA [m] はいくらか。
(2) 角振動数 ω\omega [rad/s] はいくらか。
(3) 周期 TT [s] はいくらか。
ただし、π=3.14\pi = 3.14 とします。有効数字2桁で答えます。

2. 解き方の手順

(1) 単振動の一般式は x=Asin(ωt)x = A\sin(\omega t) で表されます。与えられた式 x=0.30sin(πt)x = 0.30\sin(\pi t) と比較することで、振幅 AA を求めることができます。
(2) 同様に、与えられた式 x=0.30sin(πt)x = 0.30\sin(\pi t) と単振動の一般式 x=Asin(ωt)x = A\sin(\omega t) を比較することで、角振動数 ω\omega を求めることができます。
(3) 周期 TT は、角振動数 ω\omega を用いて T=2πωT = \frac{2\pi}{\omega} で表されます。求めた角振動数 ω\omega を代入して、周期 TT を計算します。
(1) x=0.30sin(πt)x = 0.30\sin(\pi t)x=Asin(ωt)x = A\sin(\omega t) を比較すると、振幅は A=0.30A = 0.30 m です。
(2) x=0.30sin(πt)x = 0.30\sin(\pi t)x=Asin(ωt)x = A\sin(\omega t) を比較すると、角振動数は ω=π\omega = \pi rad/s です。π=3.14\pi = 3.14 なので、ω=3.14\omega = 3.14 rad/s となります。有効数字2桁で答える必要があるので、ω=3.1\omega=3.1 rad/sです。
(3) 周期は T=2πωT = \frac{2\pi}{\omega} で与えられます。ω=π\omega = \pi を代入すると、
T=2ππ=2T = \frac{2\pi}{\pi} = 2 s となります。

3. 最終的な答え

(1) 0.30 m
(2) 3.1 rad/s
(3) 2 s

「応用数学」の関連問題

振り子の周期を $x$ 秒、長さを $y$ m とすると、$y = \frac{1}{4}x^2$ の関係がある。 (1) 周期が6秒の振り子の長さを求める。 (2) 振り子の長さを16mから36mに...

物理関数二次関数計算
2025/4/5

崖の上からボールを落としたとき、ボールが$58.8m$下の海面に衝突するまでの時間を求める問題です。落下距離は$4.9t^2$で表されます。

物理自由落下二次方程式平方根
2025/4/5

ある回路において、電流 $I$ に対する素子の電圧 $V$ の変化の割合は一定である。$I$ が3増えるごとに $V$ は12増える。$I=2$ のときに $V=1$ だとして、$V$ を $I$ で...

線形関係一次関数電気回路
2025/4/5

時刻0に同時に出発した物体A, Bがあり、時刻$t$でのそれぞれの座標が、物体Aに対して$x = vt + \frac{1}{2}at^2$、物体Bに対して$x = ut$で与えられています。出発時刻...

運動物理方程式微分
2025/4/5

電気抵抗 $R$ に電流 $I$ が流れるとき、時間 $t$ の間に発生する熱量 $Q$ は $Q = R I^2 t$ である。熱容量 $C$ の物体をこの熱で温めるときに上昇する温度 $T$ は ...

物理電気抵抗熱量方程式
2025/4/5

半径 $r$ の円上を、中心の質量 $M$ の物体からの重力を受けて、一定の速さ $v$ で回転する物体に対して、$\frac{v^2}{r} = \frac{GM}{r^2}$ が成り立つ。$v$ ...

物理力学万有引力数式変形
2025/4/5

抵抗値が$A, B$の二つの電気抵抗を並列につないだときの全体の抵抗値$R$は、$\frac{1}{R} = \frac{1}{A} + \frac{1}{B}$で表される。$R$を$A, B$で表し...

電気回路抵抗分数式式変形物理
2025/4/5

$0^\circ \leq \theta \leq 180^\circ$ であり、$\sin \theta + \cos \theta = \frac{1}{4}$ のとき、$\tan \theta$...

三角関数三角比tansincos方程式解の公式
2025/4/5

研太さんが山を越えるように山歩きをした。登り、平坦な場所、下りでそれぞれ一定の速さで歩き、途中で休憩した。グラフは、研太さんがスタートしてからの時間と歩く速さの関係を表している。このグラフをもとに、以...

グラフ速度距離時間旅人算
2025/4/5

Kさんは友人たちと200km離れた目的地までドライブしている。出発時刻、休憩時間、P地点通過時刻が与えられており、目的地まで残り40kmの地点にあるP地点を13時20分に通過した。目的地への到着時刻を...

速度距離時間計算算数
2025/4/5