1. 問題の内容
図のような道があり、点Aから点Bまで、必ず点Pを通って、遠回りをせずに進む場合の経路の総数を求める問題です。
2. 解き方の手順
点Aから点Pまでの最短経路数と、点Pから点Bまでの最短経路数をそれぞれ計算し、それらを掛け合わせることで、AからPを経由してBまでの最短経路数を求めます。
まず、点Aから点Pまでの最短経路数を求めます。
AからPへは、右に1回、下に1回移動する必要があります。これは、合計2回の移動のうち、どちらを右にするか(または下にするか)を選ぶ問題と考えることができます。
したがって、AからPまでの経路数は、2回の移動の中から右への移動を1回選ぶ組み合わせの数なので、
通りです。
次に、点Pから点Bまでの最短経路数を求めます。
PからBへは、右に1回、下に1回移動する必要があります。これもAからPへの移動と同様に考えることができます。
したがって、PからBまでの経路数は、2回の移動の中から右への移動を1回選ぶ組み合わせの数なので、
通りです。
AからPを通ってBへ行く経路数は、AからPまでの経路数とPからBまでの経路数の積で求められます。
したがって、求める経路数は、
通りです。
3. 最終的な答え
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