(1) 中心が $(4, 4)$ で、円 $x^2 + y^2 - 2x - 3 = 0$ と外接する円の方程式を求める。 (2) 中心が $(1, -2)$ で、円 $x^2 + y^2 + 6x - 2y + 6 = 0$ と内接する円の方程式を求める。

幾何学方程式外接内接距離
2025/6/30

1. 問題の内容

(1) 中心が (4,4)(4, 4) で、円 x2+y22x3=0x^2 + y^2 - 2x - 3 = 0 と外接する円の方程式を求める。
(2) 中心が (1,2)(1, -2) で、円 x2+y2+6x2y+6=0x^2 + y^2 + 6x - 2y + 6 = 0 と内接する円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(1)
まず、円 x2+y22x3=0x^2 + y^2 - 2x - 3 = 0 の中心と半径を求める。
平方完成すると、
(x1)2+y2=4(x - 1)^2 + y^2 = 4
となるので、この円の中心は (1,0)(1, 0)、半径は 22 である。
求める円の中心は (4,4)(4, 4) なので、中心間の距離 dd は、
d=(41)2+(40)2=32+42=9+16=25=5d = \sqrt{(4 - 1)^2 + (4 - 0)^2} = \sqrt{3^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5
である。外接するので、求める円の半径を rr とすると、
d=r+2d = r + 2
5=r+25 = r + 2
r=3r = 3
したがって、求める円の方程式は、
(x4)2+(y4)2=32(x - 4)^2 + (y - 4)^2 = 3^2
(x4)2+(y4)2=9(x - 4)^2 + (y - 4)^2 = 9
(2)
まず、円 x2+y2+6x2y+6=0x^2 + y^2 + 6x - 2y + 6 = 0 の中心と半径を求める。
平方完成すると、
(x+3)2+(y1)2=4(x + 3)^2 + (y - 1)^2 = 4
となるので、この円の中心は (3,1)(-3, 1)、半径は 22 である。
求める円の中心は (1,2)(1, -2) なので、中心間の距離 dd は、
d=(1(3))2+(21)2=42+(3)2=16+9=25=5d = \sqrt{(1 - (-3))^2 + (-2 - 1)^2} = \sqrt{4^2 + (-3)^2} = \sqrt{16 + 9} = \sqrt{25} = 5
である。内接するので、求める円の半径を rr とすると、
d=r2d = |r - 2|
5=r25 = |r - 2|
r2=5r - 2 = 5 または r2=5r - 2 = -5
r=7r = 7 または r=3r = -3
半径は正なので r=7r = 7 である。
したがって、求める円の方程式は、
(x1)2+(y+2)2=72(x - 1)^2 + (y + 2)^2 = 7^2
(x1)2+(y+2)2=49(x - 1)^2 + (y + 2)^2 = 49

3. 最終的な答え

(1) (x4)2+(y4)2=9(x - 4)^2 + (y - 4)^2 = 9
(2) (x1)2+(y+2)2=49(x - 1)^2 + (y + 2)^2 = 49

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