$a_n$ を正の整数とする。$n \ge 1$ のとき、以下の条件で数列 $a_n$ を定義する。 (1) $n = 71$ のとき、$a_n = \frac{3}{8}$ (2) $k \ge 1$ のとき、$a_{n+1} = \frac{1}{a_n}$ $a_n = 0$ となることを示し、また、$a_n = \infty$ となることを示す。また、$1 < k < 1$ のとき、$a_n$ を求めよ。ただし、最後の条件は $1 < k < 1$ で矛盾しているので、$1 < k < 1$ を $a_1 < k < 1$ に修正して解釈します。

代数学数列漸化式周期性逆数
2025/6/30

1. 問題の内容

ana_n を正の整数とする。n1n \ge 1 のとき、以下の条件で数列 ana_n を定義する。
(1) n=71n = 71 のとき、an=38a_n = \frac{3}{8}
(2) k1k \ge 1 のとき、an+1=1ana_{n+1} = \frac{1}{a_n}
an=0a_n = 0 となることを示し、また、an=a_n = \infty となることを示す。また、1<k<11 < k < 1 のとき、ana_n を求めよ。ただし、最後の条件は 1<k<11 < k < 1 で矛盾しているので、1<k<11 < k < 1a1<k<1a_1 < k < 1 に修正して解釈します。

2. 解き方の手順

まず、an+1=1ana_{n+1} = \frac{1}{a_n} という漸化式に着目します。
ana_n がある値を取ると、an+1a_{n+1} はその逆数を取ります。さらに、an+2a_{n+2}an+1a_{n+1} の逆数を取るので、an+2=ana_{n+2} = a_n となります。つまり、この数列は周期 2 で同じ値が繰り返されます。
(1) an=0a_n = 0 を示す。
問題文の条件から a71=38a_{71} = \frac{3}{8} です。周期 2 の数列なので、a73=38a_{73} = \frac{3}{8}, a75=38a_{75} = \frac{3}{8} ... となります。
また、a72=1a71=83a_{72} = \frac{1}{a_{71}} = \frac{8}{3}, a74=83a_{74} = \frac{8}{3} ... となります。
したがって、an=0a_n = 0 となることはありません。問題文に誤りがあるか、別の条件下で an=0a_n = 0 となることを示す必要があると考えられます。
(2) an=a_n = \infty を示す。
an=a_n = \infty となることは、ある nn に対して an=0a_n = 0 となるときに起こります。しかし、上記より、an=0a_n = 0 となることはないので、an=a_n = \infty となることもありません。問題文に誤りがあるか、別の条件下で an=a_n = \infty となることを示す必要があると考えられます。
(3) a1<k<1a_1 < k < 1 のとき、ana_n を求める。
与えられた条件から、a71=38a_{71} = \frac{3}{8} です。
したがって、a70=1a71=83a_{70} = \frac{1}{a_{71}} = \frac{8}{3} となります。
a1<k<1a_1 < k < 1 という条件だけでは、a1a_1 の値を特定することはできません。a1a_1 の値が与えられていないので、ana_n を具体的に求めることはできません。問題文の条件が不足していると考えられます。

3. 最終的な答え

問題文に誤りがあるため、厳密な意味での解答はできません。現状の解釈では、
* an=0a_n = 0 となることはありません。
* an=a_n = \infty となることはありません。
* a1<k<1a_1 < k < 1 という条件だけでは、ana_n を特定できません。
問題文に与えられた条件を修正し、または別の条件を加えることで、これらの問題を解くことができる可能性があります。

「代数学」の関連問題

与えられた数学の問題を解く。問題は、(1)乗法公式の利用による計算、(2)乗法公式を利用した分母の有理化、(3)式の値の計算、の3つのパートに分かれています。ここでは、3の(1)の問題を解きます。$x...

式の計算平方根代入展開
2025/6/30

$x$の2次方程式 $4x^2 + 3x - m = 0$ が異なる2つの実数解をもつような、定数 $m$ の値の範囲を求めます。

二次方程式判別式実数解不等式
2025/6/30

$f(x)$ に $x = 0$ を代入します。 $f(0) = (0)^2 - 8(0) + 10$

二次関数放物線最大値最小値方程式不等式平方完成因数分解対称移動連立不等式
2025/6/30

(4) 整数 $n$ が $n \le 2+\sqrt{7} < n+1$ を満たすとき、$n$ の値を求める。 (5) $x = \sqrt{5}$ のとき、$|x-2| + |x-3|$ の値を求...

不等式絶対値平方根の近似値
2025/6/30

与えられた数式の和を計算する問題です。数式は $\sum_{k=5}^{9} 2^{3k-10}$ です。

級数シグマ記号指数
2025/6/30

(1) 関数 $f(x) = x^2 - 8x + 10$ について、以下の問いに答える。 1. $f(0)$ の値を求める。 2. 2次関数 $y = f(x)$ のグラフの軸と...

二次関数放物線グラフ平方完成対称移動
2025/6/30

与えられた等式を指定された文字について解く。具体的には、以下の5つの問題を解く。 (1) $\frac{1}{4}xy = 2$ を $y$ について解く。 (2) $V = \frac{1}{3}a...

式の変形方程式文字について解く
2025/6/30

与えられた等式を指定された文字について解く。具体的には、以下の5つの問題を解く。 (1) $2a - 3b = 6$ を $b$ について解く。 (2) $5x + 4y = 8$ を $y$ につい...

方程式文字式の計算式の変形
2025/6/30

次の4つの式を因数分解せよ。 (1) $x^2 + 4x + 3$ (2) $x^2 - 12x + 35$ (3) $x^2 + 7x - 18$ (4) $x^2 - x - 12$

因数分解二次方程式
2025/6/30

与えられた数式を計算しなさい。 (1) $8xy^2 \div \frac{1}{4}y$ (2) $\frac{9}{14}a^2b \div (-\frac{6}{7}ab)$ (3) $5x^2...

式の計算単項式除算
2025/6/30