$x$の2次方程式 $4x^2 + 3x - m = 0$ が異なる2つの実数解をもつような、定数 $m$ の値の範囲を求めます。

代数学二次方程式判別式実数解不等式
2025/6/30

1. 問題の内容

xxの2次方程式 4x2+3xm=04x^2 + 3x - m = 0 が異なる2つの実数解をもつような、定数 mm の値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つ条件は、判別式 DD が正であることです。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DD は、 D=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
この問題では、a=4a = 4, b=3b = 3, c=mc = -m なので、判別式 DD は次のようになります。
D=3244(m)D = 3^2 - 4 \cdot 4 \cdot (-m)
D=9+16mD = 9 + 16m
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 である必要があります。
したがって、
9+16m>09 + 16m > 0
16m>916m > -9
m>916m > -\frac{9}{16}

3. 最終的な答え

m>916m > -\frac{9}{16}

「代数学」の関連問題

-27 の 3 乗根を求めよ。つまり、ある数 $x$ を 3 乗すると -27 になるような $x$ を見つける問題です。

累乗根複素数3乗根
2025/6/30

関数 $y = x^2 - 2ax - 2a$ (ただし、$0 \le x \le 2$) の最小値が $1$ であるとき、定数 $a$ の値を求める問題です。

二次関数最大最小平方完成場合分け
2025/6/30

(1) $(2-3i)^3$ を計算する。 (2) $\frac{1-3i}{2+i}$ を計算する。 (3) $\sqrt{-12} - \sqrt{3} + \sqrt{-48}$ を計算する。 ...

複素数複素数の計算複素数の平方根複素数の方程式
2025/6/30

不等式 $3 + \frac{1}{11}(n-1) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式自然数
2025/6/30

与えられた条件の下で、以下の値を求めます。 (1) $a+b+c=4$, $ab+bc+ca=2$, $abc=-1$ のとき、$(a+b)(b+c)(c+a)$ (2) $a+b+c=0$ のとき、...

式の計算対称式因数分解方程式
2025/6/30

与えられた二つの不等式 $x^2 + y^2 - 2x - 4 < 0$ $x - 2y - 3 < 0$ を同時に満たす整数の組 $(x, y)$ をすべて求める問題です。

不等式領域整数解直線
2025/6/30

## 1. 問題の内容

二次関数最大値三平方の定理平方完成最適化
2025/6/30

多項式 $P(x) = x^3 + ax^2 + bx - 3$ を $x^2 - x - 2$ で割ったときの余りが $-2x + 1$ であるとき、定数 $a$ と $b$ の値を求める。

多項式剰余の定理因数分解連立方程式
2025/6/30

$a$ は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 2x - 2$ ($0 \le x \le a$) について、最小値を求めよ。

二次関数最小値平方完成場合分け
2025/6/30

2次関数 $y = x^2 - 2ax$ ($0 \leq x \leq 2$) の最大値と最小値を、次の5つの場合についてそれぞれ求めよ。 (1) $0 < a < 1$ (2) $a = 1$ (...

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/6/30