1個のさいころを3回繰り返し投げるとき、5以上の目が出る回数の期待値を求める問題です。

確率論・統計学期待値二項分布確率サイコロ
2025/6/30

1. 問題の内容

1個のさいころを3回繰り返し投げるとき、5以上の目が出る回数の期待値を求める問題です。

2. 解き方の手順

* **ステップ1: 1回の試行における成功確率を求める**
さいころを1回投げたとき、5以上の目(5または6)が出る確率は、p=26=13p = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}です。
* **ステップ2: 期待値の公式を適用する**
この試行は二項分布に従います。n回の独立な試行において、各試行での成功確率がpであるとき、成功回数の期待値はE=npE = npで与えられます。この問題では、n = 3 (3回の試行)、p = 13\frac{1}{3} (5以上の目が出る確率)です。
* **ステップ3: 期待値を計算する**
したがって、5以上の目が出る回数の期待値は、
E=3×13=1E = 3 \times \frac{1}{3} = 1

3. 最終的な答え

1

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