与えられた6つの二次方程式について、判別式を用いて解の種類(異なる2つの実数解、重解、異なる2つの虚数解)を判別する問題です。

代数学二次方程式判別式解の判別
2025/6/30

1. 問題の内容

与えられた6つの二次方程式について、判別式を用いて解の種類(異なる2つの実数解、重解、異なる2つの虚数解)を判別する問題です。

2. 解き方の手順

二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
* D>0D > 0 のとき、異なる2つの実数解を持ちます。
* D=0D = 0 のとき、重解を持ちます。
* D<0D < 0 のとき、異なる2つの虚数解を持ちます。
それぞれの二次方程式について、判別式を計算し、その符号によって解の種類を判別します。
(1) x23x+1=0x^2 - 3x + 1 = 0
D=(3)24(1)(1)=94=5>0D = (-3)^2 - 4(1)(1) = 9 - 4 = 5 > 0
したがって、異なる2つの実数解を持ちます。
(2) 6x27x+3=06x^2 - 7x + 3 = 0
D=(7)24(6)(3)=4972=23<0D = (-7)^2 - 4(6)(3) = 49 - 72 = -23 < 0
したがって、異なる2つの虚数解を持ちます。
(3) 4x212x+9=04x^2 - 12x + 9 = 0
D=(12)24(4)(9)=144144=0D = (-12)^2 - 4(4)(9) = 144 - 144 = 0
したがって、重解を持ちます。
(4) 13x2+12x3=0-13x^2 + 12x - 3 = 0
D=(12)24(13)(3)=144156=12<0D = (12)^2 - 4(-13)(-3) = 144 - 156 = -12 < 0
したがって、異なる2つの虚数解を持ちます。
(5) 5x245x+4=05x^2 - 4\sqrt{5}x + 4 = 0
D=(45)24(5)(4)=16580=8080=0D = (-4\sqrt{5})^2 - 4(5)(4) = 16 \cdot 5 - 80 = 80 - 80 = 0
したがって、重解を持ちます。
(6) 2x2+32x2=0-2x^2 + 3\sqrt{2}x - 2 = 0
D=(32)24(2)(2)=9216=1816=2>0D = (3\sqrt{2})^2 - 4(-2)(-2) = 9 \cdot 2 - 16 = 18 - 16 = 2 > 0
したがって、異なる2つの実数解を持ちます。

3. 最終的な答え

(1) 異なる2つの実数解
(2) 異なる2つの虚数解
(3) 重解
(4) 異なる2つの虚数解
(5) 重解
(6) 異なる2つの実数解

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