一辺の長さが4の正三角形ABCにおいて、ABを1:3に内分する点をP1とする。P1からBCへ垂線を下ろし、その足をP2とする。同様にP2からCAへ垂線を下ろし、その足をP3とする。P3からABへ垂線を下ろし、その足をP4とする。以下同様にP5, P6, ...を定める。自然数nに対して、線分Pn Pn+1 の長さをxnとする。(1)x1, (2)x2, (3)xn+1の漸化式, (4)xnをnで表す式を求める。
2025/6/30
1. 問題の内容
一辺の長さが4の正三角形ABCにおいて、ABを1:3に内分する点をP1とする。P1からBCへ垂線を下ろし、その足をP2とする。同様にP2からCAへ垂線を下ろし、その足をP3とする。P3からABへ垂線を下ろし、その足をP4とする。以下同様にP5, P6, ...を定める。自然数nに対して、線分Pn Pn+1 の長さをxnとする。(1)x1, (2)x2, (3)xn+1の漸化式, (4)xnをnで表す式を求める。
2. 解き方の手順
(1) x1を求める。
P1からBCへの垂線の足がP2であるから、P1P2はABとBCのなす角60°に対して、 となる。 より、
.
(2) x2を求める。
P2からCAへの垂線の足がP3であるから、はP2CとCAのなす角60°に対して、となる。
である。において、。よって、.
したがって、.
(3) xn+1の漸化式を求める。
が正三角形であることと、各Pn+1がPnから辺への垂線の足であることから、
.
. ここで計算ミスしている可能性があるので、別の考え方で漸化式を求める。
について、。 について、. .
について、.
。
, ,
漸化式は、のような形ではない。
となっているので、
となる。
, , .
, , より、.
(4) xnをnで表す式を求める。
を仮定する。
辺々引くと、. .
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)