2点 $A(2, 0, -3)$ と $B(-2, 6, 1)$ を直径の両端とする球面の式を求める問題です。

幾何学球面空間ベクトル距離方程式
2025/6/30

1. 問題の内容

2点 A(2,0,3)A(2, 0, -3)B(2,6,1)B(-2, 6, 1) を直径の両端とする球面の式を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 球面の中心を求める。
球面は、線分ABの中点を中心とするので、中心 CC の座標は、
C=(2+(2)2,0+62,3+12)=(0,3,1)C = \left( \frac{2 + (-2)}{2}, \frac{0 + 6}{2}, \frac{-3 + 1}{2} \right) = (0, 3, -1)
(2) 球面の半径を求める。
球面の半径 rr は、中心 CC と点 AA の距離として求められる。
r=(20)2+(03)2+(3(1))2=22+(3)2+(2)2=4+9+4=17r = \sqrt{(2 - 0)^2 + (0 - 3)^2 + (-3 - (-1))^2} = \sqrt{2^2 + (-3)^2 + (-2)^2} = \sqrt{4 + 9 + 4} = \sqrt{17}
(3) 球面の方程式を求める。
中心 (0,3,1)(0, 3, -1)、半径 17\sqrt{17} の球面の方程式は、
(x0)2+(y3)2+(z(1))2=(17)2(x - 0)^2 + (y - 3)^2 + (z - (-1))^2 = (\sqrt{17})^2
x2+(y3)2+(z+1)2=17x^2 + (y - 3)^2 + (z + 1)^2 = 17
x2+(y26y+9)+(z2+2z+1)=17x^2 + (y^2 - 6y + 9) + (z^2 + 2z + 1) = 17
x2+y2+z26y+2z+10=17x^2 + y^2 + z^2 - 6y + 2z + 10 = 17
x2+y2+z26y+2z7=0x^2 + y^2 + z^2 - 6y + 2z - 7 = 0

3. 最終的な答え

x2+(y3)2+(z+1)2=17x^2 + (y - 3)^2 + (z + 1)^2 = 17
または
x2+y2+z26y+2z7=0x^2 + y^2 + z^2 - 6y + 2z - 7 = 0

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