2次方程式 $x^2 - 3x + k + 1 = 0$ が2つの複素数解を持つような $k$ の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式複素数解不等式
2025/7/1

1. 問題の内容

2次方程式 x23x+k+1=0x^2 - 3x + k + 1 = 0 が2つの複素数解を持つような kk の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac を考えます。
* D>0D > 0 のとき、2つの異なる実数解を持つ。
* D=0D = 0 のとき、重解(実数解)を持つ。
* D<0D < 0 のとき、2つの異なる虚数解を持つ。
与えられた2次方程式 x23x+k+1=0x^2 - 3x + k + 1 = 0 において、a=1a = 1, b=3b = -3, c=k+1c = k + 1 です。
判別式 DD は次のようになります。
D=(3)24(1)(k+1)=94k4=54kD = (-3)^2 - 4(1)(k + 1) = 9 - 4k - 4 = 5 - 4k
2つの複素数解を持つためには、D<0D < 0 である必要があります。
したがって、54k<05 - 4k < 0 を解きます。
54k<05 - 4k < 0
4k<5-4k < -5
4k>54k > 5
k>54k > \frac{5}{4}

3. 最終的な答え

k>54k > \frac{5}{4}

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