(a+b+c)6 の展開式における一般的な項は、apbqcr の形をしています。ここで、p,q,r は非負の整数で、かつ p+q+r=6 を満たします。 したがって、問題は非負の整数 p,q,r が p+q+r=6 を満たす組 (p,q,r) の個数を数える問題となります。 これは、6個の同じものを3つの異なる箱に入れる場合の数と考えることができます。
これは、重複組み合わせの問題であり、n個のものからk個を選ぶ重複組み合わせの数は n+k−1Ck で表されます。 今回の場合は、n=3 (変数の数:a, b, c) で、k=6 (指数の合計) なので、 3+6−1C6=8C6 を計算します。 8C6=6!(8−6)!8!=6!2!8!=2×18×7=256=28