## 数学の問題の解答
###
1. 問題の内容
問題は2つあります。
* 問題2: 直線 と2点 , が与えられている。
* (1) 直線 に関して、点 と対称な点 の座標を求めよ。
* (2) 直線 上に点 をとる。 が最小値をとるとき、点 の座標を求めよ。
* 問題3: 平面上の2つの集合 と が与えられている。 となるような実数 の値の範囲を求めよ。
###
2. 解き方の手順
#### 問題2(1): 点Aと対称な点Cの座標
1. 点 $C$ の座標を $(x, y)$ とおく。
2. 線分 $AC$ の中点 $M$ は直線 $l$ 上にあるので、その座標は $(\frac{x-1}{2}, \frac{y+4}{2})$ であり、$y = 2x + 1$ に代入すると、
3. 直線 $AC$ は直線 $l$ と直交するので、傾きの積は $-1$ となる。直線 $l$ の傾きは $2$ なので、直線 $AC$ の傾きは $-\frac{1}{2}$ である。
4. 2つの式から $x$ と $y$ を求める。
と より、
5. よって、点 $C$ の座標は $(3, 2)$。
#### 問題2(2): AP + PB が最小値をとる点Pの座標
1. 点 $A(-1, 4)$ の直線 $l: y = 2x + 1$ に関する対称点を点 $C(3, 2)$ と求めた。
2. $AP = CP$ であるから、$AP + PB = CP + PB$ となる。$CP + PB$ が最小となるのは、点 $C, P, B$ が一直線上にあるときである。
3. 直線 $CB$ の方程式を求める。傾きは $\frac{6-2}{2-3} = -4$。よって、直線 $CB$ の方程式は $y - 6 = -4(x - 2)$。
4. 点 $P$ は直線 $l$ 上にあるので、$y = 2x + 1$ と $y = -4x + 14$ の交点を求める。
5. よって、点 $P$ の座標は $(\frac{13}{6}, \frac{16}{3})$。
#### 問題3: A⊃B となる r の値の範囲
1. 集合 $A$ は原点中心、半径 $r$ の円の内部(境界含む)。
2. 集合 $B$ の不等式を平方完成する。
3. 集合 $B$ は中心 $(3, -2)$、半径 $\sqrt{3}$ の円の内部(境界含む)。
4. $A \supset B$ となるためには、集合 $B$ の円が集合 $A$ の円に含まれる必要がある。つまり、点 $(3, -2)$ が原点からの距離が $r$ 以下であり、集合$A$の半径 $r$ が、原点から集合 $B$ の中心までの距離 + 集合 $B$ の半径以上である必要がある。
5. 原点から $(3, -2)$ までの距離は $\sqrt{3^2 + (-2)^2} = \sqrt{13}$。
6. したがって、$r \ge \sqrt{13} + \sqrt{3}$。
また、Bの中心はAの中に入っていなければならないので、
###
3. 最終的な答え
* 問題2(1):
* 問題2(2):
* 問題3: