三角形OABにおいて、$\overrightarrow{OA}=\vec{a}$、$\overrightarrow{OB}=\vec{b}$とする。点Oから辺ABに下ろした垂線の足をP、点Aから辺OBに下ろした垂線の足をQとし、OPとAQの交点をHとする。AP:PB = 5:3, OQ:QB = 5:2のとき、以下の問いに答える。 (1) $\overrightarrow{OH}$を$\vec{a}$と$\vec{b}$を用いて表せ。 (2) $\cos \angle AOB$ を求めよ。 (3) $\angle OAB$ を求めよ。 (4) $OB = \sqrt{7}$とする。点Bから辺OAに下ろした垂線の足をRとするとき、線分BRの長さを求めよ。
2025/7/1
1. 問題の内容
三角形OABにおいて、、とする。点Oから辺ABに下ろした垂線の足をP、点Aから辺OBに下ろした垂線の足をQとし、OPとAQの交点をHとする。AP:PB = 5:3, OQ:QB = 5:2のとき、以下の問いに答える。
(1) をとを用いて表せ。
(2) を求めよ。
(3) を求めよ。
(4) とする。点Bから辺OAに下ろした垂線の足をRとするとき、線分BRの長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) を求める。Pは線分ABを5:3に内分するので、
とおくと、
Hは線分AQ上にあるので、 と表せる。
であるから、
とは一次独立なので、係数を比較して、
2番目の式から、。これを1番目の式に代入すると、
よって、
(2) より、
より、
より
(3) より、
とすると、
なので、
は特定できない。
(4) Rは辺OA上の点なので、 と表せる。
BRはOAに垂直なので、
なので、
これはありえない。
別解:
は直角三角形なので、OAとOBが垂直。点Bから辺OAに垂線を下ろすと、RはOと一致する。
したがって、BRはOBと一致する。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) は特定できない。
(4)