$a+b+c=0$ のとき、$(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0$ を証明します。

代数学因数分解式の展開等式証明
2025/7/1

1. 問題の内容

a+b+c=0a+b+c=0 のとき、(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0 を証明します。

2. 解き方の手順

与えられた条件 a+b+c=0a+b+c=0 を利用して、式の左辺を変形し、0になることを示します。
まず、a+b+c=0a+b+c=0 より、以下の関係が得られます。
b+c=ab+c = -a
c+a=bc+a = -b
a+b=ca+b = -c
これらの関係を(b+c)(c+a)(a+b)+abc(b+c)(c+a)(a+b)+abcに代入すると、
(b+c)(c+a)(a+b)+abc=(a)(b)(c)+abc=abc+abc=0(b+c)(c+a)(a+b)+abc = (-a)(-b)(-c)+abc = -abc+abc = 0
したがって、(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0 が成り立ちます。

3. 最終的な答え

(b+c)(c+a)(a+b)+abc=0(b+c)(c+a)(a+b)+abc = 0 は証明されました。

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