## 問5.3 (1) の解答
1. 問題の内容
を求める。
2. 解き方の手順
まず、 のとき であることを利用し、 の を無視できるかを考えます。
が十分に 0 に近いとき、 は 1 に近い値なので、 を 1 で置き換えても極限値は変わらないことが期待できます。
したがって、
を計算すればよいことになります。
ここで、 を用いると、
ここで、 とおくと、 のとき なので、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.3 (2) の解答
1. 問題の内容
を求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた式を通分すると、
ここで、ロピタルの定理を適用することを考えます。 のとき、 かつ なので、不定形 の形です。したがって、ロピタルの定理を用いると、
再び、 のとき、 かつ なので、不定形 の形です。したがって、再びロピタルの定理を用いると、
ここで、 のとき、 かつ なので、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.3 (3) の解答
1. 問題の内容
を求める。ただし、 とする。
2. 解き方の手順
のとき、 かつ なので、 となり、 の不定形となります。
したがって、ロピタルの定理を用いると、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.3 (4) の解答
1. 問題の内容
を求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた式を通分すると、
ここで、 のとき、 かつ なので、 の不定形となります。
したがって、ロピタルの定理を用いると、
再び、 のとき、 かつ なので、 の不定形となります。
したがって、再びロピタルの定理を用いると、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.3 (5) の解答
1. 問題の内容
を求める。
2. 解き方の手順
まず、 であることを利用します。
ここで、 のとき、 かつ なので、 の不定形となります。
したがって、ロピタルの定理を用いると、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.3 (6) の解答
1. 問題の内容
を求める。
2. 解き方の手順
ここで、 であることを示します。
のとき、 なので、 となります。
したがって、 となります。
したがって、
となります。
3. 最終的な答え
## 問5.4 の解答
1. 問題の内容
の計算が正しいかどうかを判断し、正しくない場合は誤りを指摘する。
2. 解き方の手順
この計算の誤りは、最初のステップ にあります。
ロピタルの定理は、 または の不定形の極限を求める際に用いることができます。
この場合、 であり、 の不定形ではありません。したがって、ロピタルの定理を適用することはできません。
3. 最終的な答え
計算は正しくない。誤りは、ロピタルの定理を適用する必要がない極限に適用したことである。正しい極限値は2。