公比が-2である等比数列において、初項から第10項までの和が-1023であるとき、初項を求める問題です。

代数学等比数列数列和の公式
2025/7/2

1. 問題の内容

公比が-2である等比数列において、初項から第10項までの和が-1023であるとき、初項を求める問題です。

2. 解き方の手順

等比数列の和の公式を使います。初項を aa、公比を rr、項数を nn とすると、等比数列の和 SnS_n は次のように表されます。
Sn=a(1rn)1rS_n = \frac{a(1-r^n)}{1-r}
問題文より、r=2r = -2n=10n = 10S10=1023S_{10} = -1023 なので、これらを上記の公式に代入して aa について解きます。
1023=a(1(2)10)1(2)-1023 = \frac{a(1-(-2)^{10})}{1-(-2)}
1023=a(11024)3-1023 = \frac{a(1-1024)}{3}
1023=a(1023)3-1023 = \frac{a(-1023)}{3}
両辺に3をかけます。
3069=a(1023)-3069 = a(-1023)
両辺を-1023で割ります。
a=30691023a = \frac{-3069}{-1023}
a=3a = 3

3. 最終的な答え

初項は3です。

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