まず、2つの楕円の交点を求めます。2つの式を連立して解きます。
(x/a)2+(y/b)2=1 ...(1) (x/b)2+(y/a)2=1 ...(2) (1) - (2) より、
(x/a)2−(x/b)2+(y/b)2−(y/a)2=0 x2(1/a2−1/b2)+y2(1/b2−1/a2)=0 (x2−y2)(1/a2−1/b2)=0 a=b のとき、x2−y2=0 より x=±y となります。 x=y の場合、(1) に代入して、 (x/a)2+(x/b)2=1 x2(1/a2+1/b2)=1 x2=1/(1/a2+1/b2)=a2b2/(a2+b2) x=±ab/a2+b2 よって、交点は (ab/a2+b2,ab/a2+b2) と (−ab/a2+b2,−ab/a2+b2) です。 x=−y の場合、(1) に代入して、 (x/a)2+(−x/b)2=1 x2(1/a2+1/b2)=1 x=±ab/a2+b2 よって、交点は (ab/a2+b2,−ab/a2+b2) と (−ab/a2+b2,ab/a2+b2) です。 これらの交点を結ぶ線分によって囲まれた領域は、正方形となります。
正方形の一辺の長さは 2ab/a2+b2 です。 求める周の長さは、4倍して 8ab/a2+b2 となります。