放物線 $y = -2x^2$ を平行移動した放物線を $C$ とする。$C$ の頂点は直線 $y = 2x - 3$ 上にあり、$C$ は点 $(1, -5)$ を通る。このとき、$C$ の方程式を求めよ。

代数学放物線平行移動二次関数頂点方程式
2025/7/2

1. 問題の内容

放物線 y=2x2y = -2x^2 を平行移動した放物線を CC とする。CC の頂点は直線 y=2x3y = 2x - 3 上にあり、CC は点 (1,5)(1, -5) を通る。このとき、CC の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

放物線 CC の頂点の座標を (p,q)(p, q) とすると、CC の方程式は
y=2(xp)2+qy = -2(x - p)^2 + q
と表せる。
頂点 (p,q)(p, q) が直線 y=2x3y = 2x - 3 上にあるので、
q=2p3q = 2p - 3
CC は点 (1,5)(1, -5) を通るので、
5=2(1p)2+q-5 = -2(1 - p)^2 + q
ここに q=2p3q = 2p - 3 を代入すると、
5=2(12p+p2)+2p3-5 = -2(1 - 2p + p^2) + 2p - 3
5=2+4p2p2+2p3-5 = -2 + 4p - 2p^2 + 2p - 3
2p26p=02p^2 - 6p = 0
2p(p3)=02p(p - 3) = 0
よって、p=0,3p = 0, 3
(i) p=0p = 0 のとき、q=2(0)3=3q = 2(0) - 3 = -3 なので、
y=2(x0)23=2x23y = -2(x - 0)^2 - 3 = -2x^2 - 3
(ii) p=3p = 3 のとき、q=2(3)3=3q = 2(3) - 3 = 3 なので、
y=2(x3)2+3=2(x26x+9)+3=2x2+12x18+3=2x2+12x15y = -2(x - 3)^2 + 3 = -2(x^2 - 6x + 9) + 3 = -2x^2 + 12x - 18 + 3 = -2x^2 + 12x - 15

3. 最終的な答え

y=2x23y = -2x^2 - 3 または y=2x2+12x15y = -2x^2 + 12x - 15

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