x, y は実数とする。以下の(2),(3),(5)において、空欄に当てはまるものを選択肢(1)必要条件であるが十分条件ではない, (2)十分条件であるが必要条件ではない, (3)必要十分条件である, (4)必要条件でも十分条件でもないの中から選び、番号で答えよ。 (2) $xy + 1 = x + y$ は $x=1$ または $y=1$ であるための□。 (3) $x > 0$ は $x > 1$ であるための□。 (5) $\triangle ABC$ において、$\angle A < 90^{\circ}$ は $\triangle ABC$ が鋭角三角形であるための□。

代数学条件必要条件十分条件不等式幾何学
2025/7/2

1. 問題の内容

x, y は実数とする。以下の(2),(3),(5)において、空欄に当てはまるものを選択肢(1)必要条件であるが十分条件ではない, (2)十分条件であるが必要条件ではない, (3)必要十分条件である, (4)必要条件でも十分条件でもないの中から選び、番号で答えよ。
(2) xy+1=x+yxy + 1 = x + yx=1x=1 または y=1y=1 であるための□。
(3) x>0x > 0x>1x > 1 であるための□。
(5) ABC\triangle ABC において、A<90\angle A < 90^{\circ}ABC\triangle ABC が鋭角三角形であるための□。

2. 解き方の手順

(2)
xy+1=x+yxy + 1 = x + yを変形すると、
xyxy+1=0xy - x - y + 1 = 0
(x1)(y1)=0(x-1)(y-1) = 0
よって、x=1x=1 または y=1y=1 が成り立つ。
したがって、xy+1=x+yx=1xy + 1 = x + y \Leftrightarrow x=1 または y=1y=1であるから、必要十分条件である。
(3)
x>0x>1x > 0 \Rightarrow x > 1 は成り立たない。(例えば、x=0.5x = 0.5
x>1x>0x > 1 \Rightarrow x > 0 は成り立つ。
したがって、x>0x > 0x>1x > 1 であるための必要条件であるが、十分条件ではない。
(5)
A<90\angle A < 90^{\circ}ABC\triangle ABC が鋭角三角形であるための必要条件。鋭角三角形の定義はすべての角が90度より小さいことで、角Aが90度より小さいことは鋭角三角形であることの一部であるため、必要条件である。
A<90\angle A < 90^{\circ}ABC\triangle ABC が鋭角三角形であるための十分条件ではない。B\angle BC\angle Cが90度以上の場合、鋭角三角形とは言えない。

3. 最終的な答え

(2) 3
(3) 1
(5) 1

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