与えられた3つの極限値を計算する問題です。 (1) $\lim_{x \to 2} (x^2 + 1)$ (2) $\lim_{h \to 0} (6 + h)$ (3) $\lim_{h \to 0} (12 - 6h + h^2)$

解析学極限関数の極限連続関数
2025/7/2

1. 問題の内容

与えられた3つの極限値を計算する問題です。
(1) limx2(x2+1)\lim_{x \to 2} (x^2 + 1)
(2) limh0(6+h)\lim_{h \to 0} (6 + h)
(3) limh0(126h+h2)\lim_{h \to 0} (12 - 6h + h^2)

2. 解き方の手順

(1) limx2(x2+1)\lim_{x \to 2} (x^2 + 1)
xx が 2 に近づくとき、x2+1x^2+1 の値がどうなるかを考えます。x2+1x^2+1 は連続関数なので、直接 x=2x=2 を代入して計算できます。
22+1=4+1=52^2 + 1 = 4 + 1 = 5
(2) limh0(6+h)\lim_{h \to 0} (6 + h)
hh が 0 に近づくとき、6+h6+h の値がどうなるかを考えます。6+h6+h は連続関数なので、直接 h=0h=0 を代入して計算できます。
6+0=66 + 0 = 6
(3) limh0(126h+h2)\lim_{h \to 0} (12 - 6h + h^2)
hh が 0 に近づくとき、126h+h212 - 6h + h^2 の値がどうなるかを考えます。126h+h212 - 6h + h^2 は連続関数なので、直接 h=0h=0 を代入して計算できます。
126(0)+02=120+0=1212 - 6(0) + 0^2 = 12 - 0 + 0 = 12

3. 最終的な答え

(1) limx2(x2+1)=5\lim_{x \to 2} (x^2 + 1) = 5
(2) limh0(6+h)=6\lim_{h \to 0} (6 + h) = 6
(3) limh0(126h+h2)=12\lim_{h \to 0} (12 - 6h + h^2) = 12

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