(1) 円Kの方程式を平方完成する。
x2−8x+y2−6y=0 (x2−8x+16)+(y2−6y+9)=16+9 (x−4)2+(y−3)2=25 したがって、円Kの中心Cの座標は(4, 3)で、半径は5である。
(2) 直線OCの傾きは43である。 直線lはOCに垂直なので、傾きは−34である。 また、点C(4, 3)を通るので、直線lの方程式は
y−3=−34(x−4) 3y−9=−4x+16 4x+3y−25=0 4x+3y=25 直線lと円Kの交点A, Bを求める。
4x+3y=25よりy=325−4x 円Kの方程式に代入して
x2+(325−4x)2−8x−6(325−4x)=0 x2+9625−200x+16x2−8x−50+8x=0 9x2+625−200x+16x2−450=0 25x2−200x+175=0 x2−8x+7=0 (x−1)(x−7)=0 x=1のときy=325−4=7 x=7のときy=325−28=−1 よって、A(1, 7), B(7, -1)
(3) A(1, 7), B(7, -1)に対して、△ABDが正三角形となるような点Dを第1象限にとる。 ABの中点Mの座標は(21+7,27−1)=(4,3) ABの長さは(7−1)2+(−1−7)2=36+64=100=10 正三角形の高さは10×23=53 直線ABの傾きは7−1−1−7=6−8=−34 直線ABに垂直で、中点M(4, 3)を通る直線の方程式はy−3=43(x−4) y=43x DはMから距離53のところにあるので、 Dの座標を(x, y)とすると(x−4)2+(y−3)2=(53)2=75 y=43xより、(x−4)2+(43x−3)2=75 (x−4)2+169(x−4)2=75 1625(x−4)2=75 (x−4)2=75×2516=3×16=48 x−4=±48=±43 x=4±43 x=4+43 (第1象限) y=43(4+43)=3+33 よって、Dの座標は(4+43,3+33)