与えられた三角形ABCにおいて、角A = 60度、角C = 45度、辺ABの長さが4であるとき、辺BCの長さaを正弦定理を用いて求める問題です。空欄(1), (2), (3), (4)を埋める必要があります。

幾何学正弦定理三角形角度辺の長さ三角比
2025/7/2

1. 問題の内容

与えられた三角形ABCにおいて、角A = 60度、角C = 45度、辺ABの長さが4であるとき、辺BCの長さaを正弦定理を用いて求める問題です。空欄(1), (2), (3), (4)を埋める必要があります。

2. 解き方の手順

まず、正弦定理を適用します。正弦定理より、各辺の長さとその対角の正弦の比は等しくなります。
asin60=4sin45\frac{a}{\sin{60^\circ}} = \frac{4}{\sin{45^\circ}}
したがって、(1)はsin45sin 45^\circになります。
次に、aについて解きます。
a=4sin45×sin60a = \frac{4}{\sin{45^\circ}} \times \sin{60^\circ}
なので、(2)は4sin45\frac{4}{\sin{45^\circ}}になります。
sin45=22\sin{45^\circ} = \frac{\sqrt{2}}{2}であり、sin60=32\sin{60^\circ} = \frac{\sqrt{3}}{2}なので、
a=422×32=4×22×32=432=462=26a = \frac{4}{\frac{\sqrt{2}}{2}} \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 4 \times \frac{2}{\sqrt{2}} \times \frac{\sqrt{3}}{2} = \frac{4\sqrt{3}}{\sqrt{2}} = \frac{4\sqrt{6}}{2} = 2\sqrt{6}
したがって、a=4sin45×sin60a = \frac{4}{\sin{45^\circ}} \times \sin{60^\circ} を計算すると、
a=4÷22×32=4×22×32=4×2322=4×62=26a = 4 \div \frac{\sqrt{2}}{2} \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 4 \times \frac{2}{\sqrt{2}} \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 4 \times \frac{\sqrt{2} \sqrt{3}}{ \sqrt{2} \sqrt{2}} = 4 \times \frac{\sqrt{6}}{2} = 2 \sqrt{6}
(3)はsin60\sin{60^\circ}なので32\frac{\sqrt{3}}{2}
(4)は262 \sqrt{6}

3. 最終的な答え

(1) sin45\sin 45^\circ
(2) 4sin45\frac{4}{\sin{45^\circ}}
(3) sin60\sin 60^\circ
(4) 262\sqrt{6}

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