(1) ラグランジュの未定乗数法を用いて解きます。
ラグランジュ関数を L(x,y,λ)=x+y−λ(x2+y2−8) と定義します。 x、y、λ で偏微分し、0 とおきます。 ∂x∂L=1−2λx=0 ∂y∂L=1−2λy=0 ∂λ∂L=−(x2+y2−8)=0 最初の2つの式から、 x=2λ1、y=2λ1。したがって、x=y。 これを3番目の式に代入すると、x2+x2=8、2x2=8、x2=4。 x=2 のとき、y=2、x+y=4。 x=−2 のとき、y=−2、x+y=−4。 (2) ラグランジュの未定乗数法を用いて解きます。
ラグランジュ関数を L(x,y,λ)=x2+y2−λ(xy−1) と定義します。 x、y、λ で偏微分し、0 とおきます。 ∂x∂L=2x−λy=0 ∂y∂L=2y−λx=0 ∂λ∂L=−(xy−1)=0 最初の2つの式から、2x=λy、2y=λx。 x=0、y=0 なので、λ=y2xを2y=λxに代入すると、2y=y2xx、y2=x2。 y=x のとき、x2=1、x=±1。このとき、x=1、y=1 または x=−1、y=−1。 y=−x のとき、xy=−x2=1 となり、xが実数であることに反するので不適。 x=1、y=1 のとき、x2+y2=1+1=2。 x=−1、y=−1 のとき、x2+y2=1+1=2。