(1) 平行の場合
2つの直線が平行である条件は、それぞれの直線の傾きが等しいことである。
与えられた式を傾きと切片の形に変形する。
ax+2y=1 より、 2y=−ax+1 y=−2ax+21 x+(a−1)y=3 より、 (a−1)y=−x+3 y=−a−11x+a−13 (ただし、a=1) 2つの直線が平行であるためには、傾きが等しい必要がある。
−2a=−a−11 2a=a−11 a(a−1)=2 a2−a−2=0 (a−2)(a+1)=0 a=1 の場合、x+(1−1)y=3 より x=3となり、ax+2y=1はx+2y=1となる。これは平行ではないので、a=1は解ではない。 (2) 垂直の場合
2つの直線が垂直である条件は、それぞれの直線の傾きの積が −1 であることである。 傾きはそれぞれ −2a と −a−11 (ただし、a=1)なので、 (−2a)(−a−11)=−1 2(a−1)a=−1 a=−2(a−1) a=−2a+2 a=1 の場合、x+(1−1)y=3 より x=3となり、ax+2y=1はx+2y=1となる。これは垂直ではないので、a=1は解ではない。