与えられた連立一次方程式の解を求める問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} -x + y + 2z + 2w = 0 \\ 2y + 6z = 0 \\ x + y + 4z - 2w = 0 \end{cases} $

代数学連立一次方程式線形代数解法
2025/7/3

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式の解を求める問題です。
連立方程式は以下の通りです。
\begin{cases}
-x + y + 2z + 2w = 0 \\
2y + 6z = 0 \\
x + y + 4z - 2w = 0
\end{cases}

2. 解き方の手順

まず、2番目の式から yyzz で表します。
2y+6z=02y + 6z = 0 より、
y=3zy = -3z
この結果を1番目と3番目の式に代入します。
1番目の式は、
x3z+2z+2w=0-x - 3z + 2z + 2w = 0
xz+2w=0-x - z + 2w = 0
x=z+2wx = -z + 2w
3番目の式は、
x3z+4z2w=0x - 3z + 4z - 2w = 0
x+z2w=0x + z - 2w = 0
x=z+2wx = -z + 2w
ここでxxの式が2つ出てきましたが同じ式なので問題ありません。
ここでzzwwをパラメータとして,xxyyを表すことにします.
z=sz = s, w=tw = tとおくと、
x=s+2tx = -s + 2t
y=3sy = -3s
z=sz = s
w=tw = t

3. 最終的な答え

連立一次方程式の解は、
\begin{pmatrix}
x \\
y \\
z \\
w
\end{pmatrix}
=
s
\begin{pmatrix}
-1 \\
-3 \\
1 \\
0
\end{pmatrix}
+
t
\begin{pmatrix}
2 \\
0 \\
0 \\
1
\end{pmatrix}
(ただし、sstt は任意の実数)

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