まず、全事象の場合の数を計算します。これは10本から5本を選ぶ組み合わせなので、10C5 で表されます。 10C5=5!5!10!=5×4×3×2×110×9×8×7×6=252 次に、当たりを3本以上引く場合を考えます。これは、当たりを3本引く場合と4本引く場合に分けられます。
(i) 当たりを3本引く場合: 当たり4本から3本を選び、外れ6本から2本を選ぶ組み合わせなので、4C3×6C2 で表されます。 4C3=3!1!4!=4 6C2=2!4!6!=2×16×5=15 よって、4C3×6C2=4×15=60 (ii) 当たりを4本引く場合: 当たり4本から4本を選び、外れ6本から1本を選ぶ組み合わせなので、4C4×6C1 で表されます。 よって、4C4×6C1=1×6=6 したがって、当たりを3本以上引く場合の数は、60 + 6 = 66 です。
求める確率は、当たりを3本以上引く場合の数を全事象の場合の数で割ったものなので、25266 となります。これを約分すると、4211 となります。