4人でじゃんけんをしたときの確率に関する問題です。 (1) 4人の手の出し方の総数を求めます。 (2) あいこになるパターン数を求めます。 (3) あいこになる確率を求めます。
2025/7/3
1. 問題の内容
4人でじゃんけんをしたときの確率に関する問題です。
(1) 4人の手の出し方の総数を求めます。
(2) あいこになるパターン数を求めます。
(3) あいこになる確率を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 4人の手の出し方の総数を求める。
各人はグー、チョキ、パーの3通りの出し方があるので、4人では 通りの出し方があります。
(2) あいこになるパターンについて考える。
あいこになるパターンは、全員が異なる手を出す場合(グー、チョキ、パーが必ず1人以上いる)か、少なくとも2人が同じ手を出し、かつ全員が同じ手ではない場合の2つがあります。
a: 3人が同じ手を出し、残りの1人が違う手を出す場合。
3人が同じ手を出す手は3通り(グー、チョキ、パー)。残りの1人は、その3人が出した手以外の2通りを出すことができます。また、どの1人が違う手を出すかの選び方は4通りなので、通り。
このパターンでは、必ず2種類の手が出ます。
b: 2人が同じ手を出し、残りの2人も同じ手を出す場合。
2人組の手は3通り(グー、チョキ、パー)。どちらの手を出すか決めるので3C2通り。 通り
c: 2人が同じ手を出し、残りの2人はそれぞれ違う手を出す場合。
2人が同じ手を出す手は3通り(グー、チョキ、パー)。残りの2人は、異なる手を出す必要があるので2通り。(例:2人がグーの場合、残りの2人はチョキとパーを出す)
2人組の作り方は4C2 = 6通り。
ただし、この場合、あいこになるパターンが重複して数えられている可能性があるため、注意が必要です。
あいこになるパターンを別の方法で数えます。
あいこにならないパターンは、誰かが勝つ場合です。
誰かが勝つ場合は、1人だけが勝つ場合、2人だけが勝つ場合、3人だけが勝つ場合がありえます。
全員が同じ手を出す場合は3通り(全員グー、全員チョキ、全員パー)。
1人だけが勝つ場合は、通り。3通りはどの手を出すか、4は誰が勝つか。残りの2人は別の手を出す。(残りの手)
2人だけが勝つ場合は、通り。
3人だけが勝つ場合は、通り。
あいこになるパターン = 全てのパターン - 誰かが勝つパターン - 全員が同じ手を出すパターン
=
あいこになるパターンは27通りある。
求める確率は、
(3) あいこになる確率を計算する。
求める確率はです。
3. 最終的な答え
(1) 81
(2) 14
(3) 28
(4) 2人
(5) 9
(6) 14