鳩山町の2020年9月1日から9月15日までの最高気温と最低気温の散布図が与えられている。 (a) 最高気温と最低気温の間の相関関係を、正の相関、負の相関、相関がないの中から選択する。 (b) 散布図から読み取れる正しいものを、4つの選択肢の中から選択する。

確率論・統計学散布図相関関係データの解釈統計
2025/7/3

1. 問題の内容

鳩山町の2020年9月1日から9月15日までの最高気温と最低気温の散布図が与えられている。
(a) 最高気温と最低気温の間の相関関係を、正の相関、負の相関、相関がないの中から選択する。
(b) 散布図から読み取れる正しいものを、4つの選択肢の中から選択する。

2. 解き方の手順

(a) 散布図を見ると、最高気温が高くなるほど、最低気温も高くなる傾向がある。したがって、正の相関関係があると考えられる。
(b)
(ア) 最高気温と最低気温の差が10℃以上の日が5日あるか確認する。散布図から、最高気温と最低気温の差が10℃以上の日を数えると、5日以上あるように見える。
(イ) 最低気温の最大値より最高気温が低かった日があるか確認する。散布図から、最低気温の最大値(約25℃)より最高気温が低い日がある。
(ウ) 最高気温の中央値は最低気温の中央値より10℃以上大きいか確認する。散布図の最高気温の中央値は約30℃、最低気温の中央値は約22℃である。したがって、最高気温の中央値は最低気温の中央値より約8℃大きい。したがって、この選択肢は正しくない。
(エ) 最低気温の範囲は最高気温の範囲より大きいか確認する。散布図から、最低気温の範囲は約18℃から約25℃であり、約7℃である。最高気温の範囲は約24℃から約36℃であり、約12℃である。したがって、最低気温の範囲は最高気温の範囲より小さい。
選択肢(ア)と(イ)のうち、どちらが正しいかを検討する。(ア)は「5日ある」と断定しているのに対し、(イ)は「あった」という存在を示唆している。そのため、(イ)のほうがより確実な記述である。

3. 最終的な答え

(a) ア
(b) イ

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