都道府県庁所在地の住宅地平均価格について、価格の高い順に上位20都市をまとめた表が与えられています。残りの27都市を合わせた全国47都市の住宅地平均価格を箱ひげ図で表すとき、与えられた表と矛盾しない箱ひげ図を1から4の中から選ぶ問題です。
2025/7/3
1. 問題の内容
都道府県庁所在地の住宅地平均価格について、価格の高い順に上位20都市をまとめた表が与えられています。残りの27都市を合わせた全国47都市の住宅地平均価格を箱ひげ図で表すとき、与えられた表と矛盾しない箱ひげ図を1から4の中から選ぶ問題です。
2. 解き方の手順
まず、箱ひげ図が表す値を確認します。箱ひげ図は、データの最小値、第一四分位数(Q1)、中央値(Q2)、第三四分位数(Q3)、最大値を表しています。
与えられた表は上位20都市の価格なので、残りの27都市を含めた47都市全体の箱ひげ図を考える必要があります。
(1) 表から47都市全体の最大値は 万円/m であることがわかります。
(2) 表から47都市全体の最小値は 万円/m であることがわかります。
(3) 上位20都市の中央値は、10番目と11番目の平均値なので、
万円/mとなります。
47都市全体の中央値は、24番目の値になります。上位20都市のデータから、24番目の値は、少なくとも万円/m以上、万円/m以下であることがわかります。
(4) 第一四分位数(Q1)は、データを小さい順に並べたときに、下から25%に相当する値です。47都市の場合、なので、12番目の値がおおよそのQ1となります。
上位20都市のうち、下位12番目の値は 万円/m なので、Q1はそれ以下の値となります。
(5) 第三四分位数(Q3)は、データを小さい順に並べたときに、下から75%に相当する値です。47都市の場合、なので、36番目の値がおおよそのQ3となります。上位20都市のデータから、36番目の値は、少なくとも万円/m以上、万円/m以下であることがわかります。
以上のことから、
- 最大値は 万円/m 付近
- 最小値は 万円/m 付近
- Q1 は 万円/m 以下
- 中央値は 万円/m 以上 万円/m 以下
- Q3 は 万円/m 以下
これらを満たす箱ひげ図は、選択肢3です。
3. 最終的な答え
3