問題用紙に記載された複数の確率・組合せに関する問題を解く。具体的には、文字列の並べ方、グループ分けの仕方、最短経路の数え上げ、果物の選び方、確率の計算、期待値の計算など、様々な種類の問題が含まれている。

確率論・統計学順列組み合わせ確率期待値条件付き確率場合の数
2025/7/3

1. 問題の内容

問題用紙に記載された複数の確率・組合せに関する問題を解く。具体的には、文字列の並べ方、グループ分けの仕方、最短経路の数え上げ、果物の選び方、確率の計算、期待値の計算など、様々な種類の問題が含まれている。

2. 解き方の手順

**

1. (1) 文字列の並べ方**

* ① ADDRESSの7文字を全て並べる順列の総数を求める。同じ文字(S)が2つあることに注意する。
* ② RとEがこの順にある並べ方を考える。まず、RとEを同じ文字と考えて並べ、後で順番を考慮する。
**

1. (2) グループ分け**

* ① 9人を3人ずつの3つの部屋に分ける組み合わせを計算する。
* ② 9人を3人ずつの3つの組に分ける組み合わせを計算する。部屋と組の違いに注意する。
* ③ 11人を2人、2人、2人、2人、1人の5組に分ける組み合わせを計算する。
**

1. (3) 最短経路**

* ① AからBへの最短経路の数を数える。
* ② AからCを通りBへの最短経路の数を数える。
* ③ ×を通らないAからBへの最短経路の数を求める。全経路から×を通る経路を引く。
* ④ ×を通らないが、Cを通ってAからBまで行く経路の数を求める。Cを通る全経路からCを通って×を通る経路を引く。
**

1. (4) 果物の選び方**

* ① リンゴ、バナナ、メロンの3種類から重複を許して6個取る組み合わせを計算する。
* ② どの種類も少なくとも1つは選ぶ場合の組み合わせを計算する。全組み合わせから、1種類または2種類しか選ばない場合を引く。
**

4. (1) 白玉の確率**

* 白玉の個数をnnとして、2個とも白玉である確率をnnの式で表す。全組み合わせ数は(72)\binom{7}{2}で、2個とも白玉の組み合わせ数は(n2)\binom{n}{2}である。確率は(n2)(72)=57\frac{\binom{n}{2}}{\binom{7}{2}} = \frac{5}{7}と表される。
**

4. (2) 白玉の個数**

* (1)で求めた式からnnを求める。(n2)(72)=57\frac{\binom{n}{2}}{\binom{7}{2}} = \frac{5}{7}を解く。
**

5. (1) P=1の確率**

* さいころを5回投げてP=1となる確率を求める。P=1となるためには、+2がxx回、-1がyy回出たとして、2xy=12x - y = 1かつx+y=5x + y = 5を満たす必要がある。これを解くと、x=2,y=3x=2, y=3。したがって、+2が2回、-1が3回出る確率を計算する。
* 確率は、(52)(46)2(26)3\binom{5}{2} (\frac{4}{6})^2 (\frac{2}{6})^3
**

5. (2) P<7の確率**

* P<7となる確率を求める。全事象からP>=7となる確率を引く方が簡単かもしれない。
* P>=7となるのは、+2が4回以上出る場合なので、+2が4回または5回出る確率を計算する。
* P<7の確率は、1 - (P>=7の確率)。
**

6. (1) アの期待値**

* 赤玉が1個出る確率は47\frac{4}{7}なので、3回繰り返した場合の赤玉の個数の期待値は3×47=1273 \times \frac{4}{7} = \frac{12}{7}個。
* 期待値は127×350\frac{12}{7} \times 350円。
**

6. (2) イの期待値**

* 白玉がちょうど3回出る確率は、(33)(37)3(47)0=(37)3\binom{3}{3} (\frac{3}{7})^3 (\frac{4}{7})^0 = (\frac{3}{7})^3
* したがって、イの場合の賞金を得られる確率を計算し、期待値を求める。
* アとイの期待値を比較して、どちらが得かを判断する。
**

2. (1) 並び方**

* ① Aが左から2番目、Bが左から4番目になる確率を求める。
* ② A, Bが隣り合う確率を求める。
**

2. (2) 玉の確率**

* ① 赤玉2個が出る確率を求める。
* ② 同色の玉が出る確率を求める。赤玉2個、白玉2個が出る確率の和を求める。
**

2. (3) サイコロの確率**

* ① 少なくとも1個は6の目が出る確率を求める。余事象を考える。
* ② 目の積が偶数になる確率を求める。余事象を考える。
* ③ 小中大の順に出る目が大きくなる確率を求める。
* ④ 目の積が20になる確率を求める。
**

2. (4) くじ引き**

* ① Bが当たる確率を求める。
* ② Bが当たったとき、Aも当たっている条件付き確率を求める。
**

3. (1) 全て表**

* 6回とも表が出る確率を求める。
**

3. (2) 4回以上表**

* 4回、5回、6回表が出る確率の和を求める。
**

3. (3) 6回目に3回目の表**

* 6回目に3回目の表が出る確率を求める。5回目までに表が2回出て、6回目に表が出る確率を計算する。

3. 最終的な答え

上記の手順に従って計算し、個々の問題に対する最終的な答えをそれぞれ求める。
(具体的な数値計算は省略)

「確率論・統計学」の関連問題

4枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出る枚数を確率変数 $X$ とします。確率変数 $X$ の確率分布を求めてください。

確率分布二項分布確率変数期待値統計
2025/7/3

問題2: 4枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出る枚数を確率変数 $X$ とします。確率変数 $X$ の確率分布を求めてください。 問題3: 白玉4個と赤玉2個が入った袋から2個の玉を同時に取り出すとき...

確率分布期待値組み合わせ
2025/7/3

20本のくじがあり、それぞれの賞金と本数が表に示されている。このくじを1本だけ引くとき、得られる賞金額をX円とするときのXの期待値を求める。

期待値確率くじ
2025/7/3

1個のサイコロを投げて出る目を確率変数 $X$ とします。 確率変数 $X+4$, $-2X$, $3X-2$ について、それぞれ期待値、分散、標準偏差を求めます。

確率変数期待値分散標準偏差サイコロ確率分布
2025/7/3

都道府県庁所在地の住宅地平均価格について、価格の高い順に上位20都市をまとめた表が与えられています。残りの27都市を合わせた全国47都市の住宅地平均価格を箱ひげ図で表すとき、与えられた表と矛盾しない箱...

箱ひげ図統計データの分析四分位数
2025/7/3

大人6人、子供4人の合計10人の中から抽選で5人を選ぶとき、次の確率を求める。 (1) 大人が3人、子供が2人選ばれる確率 (2) 子供が1人だけ選ばれる確率

確率組み合わせ場合の数確率計算
2025/7/3

サイコロを繰り返し投げ、出た目の数を加えていく。合計が4以上になったところで終了する。終了するまでに投げる回数の期待値を求める。

期待値確率サイコロ
2025/7/3

18本のくじの中に何本か当たりくじが入っています。1本引くと、当たりなら3点、はずれなら-1点がもらえます。得点の期待値が1以上になるためには、当たりくじが何本以上必要か求めます。

期待値確率不等式
2025/7/3

あるゲームに、初級、中級、上級の3つのコースがあり、各コースで勝つ確率はそれぞれ $\frac{2}{3}$, $\frac{1}{2}$, $\frac{1}{5}$ です。初級、中級、上級のコース...

期待値確率意思決定
2025/7/3

あるゲームには初級、中級、上級のコースがあり、各コースでの勝利確率はそれぞれ $\frac{2}{3}$, $\frac{1}{2}$, $\frac{1}{5}$ である。初級、中級、上級コースで勝...

期待値確率算数
2025/7/3