7本の直線 $x = k$ ($k = 0, 1, 2, \dots, 6$) と5本の直線 $y = l$ ($l = 0, 1, 2, 3, 4$) が交わってできる長方形(正方形を含む)の総数と、そのうち面積が4であるものの個数を求める。
2025/7/3
1. 問題の内容
7本の直線 () と5本の直線 () が交わってできる長方形(正方形を含む)の総数と、そのうち面積が4であるものの個数を求める。
2. 解き方の手順
まず、長方形の総数を求める。長方形は、2本の縦線と2本の横線を選ぶことで一意に定まる。
縦線は7本から2本を選ぶので、その選び方は 通り。
横線は5本から2本を選ぶので、その選び方は 通り。
したがって、長方形の総数は、 で求められる。
したがって、長方形の総数は 個。
次に、面積が4である長方形の個数を求める。
長方形の面積は (縦の長さ) × (横の長さ) であり、これが4になる必要がある。
縦の長さを , 横の長さを とすると、 を満たす整数の組み合わせは (1, 4), (4, 1), (2, 2) である。
(1, 4)の場合:
縦の長さが1となる縦線の選び方は6通り (k = 0から5)、横の長さが4となる横線の選び方は1通り (l = 0)。よって、6 x 1 = 6個
縦の長さが4となる縦線の選び方は3通り (k = 0から2)、横の長さが1となる横線の選び方は4通り (l = 0から3)。よって、3 x 4 = 12個
(2, 2)の場合:
縦の長さが2となる縦線の選び方は5通り (k = 0から4)、横の長さが2となる横線の選び方は3通り (l = 0から2)。よって、5 x 3 = 15個
合計すると、6 + 12 + 15 = 33個
3. 最終的な答え
長方形の総数は210個。面積が4であるものは33個。