2直線 $ax + 4y - 1 = 0$ と $x + (a-3)y - 2 = 0$ が与えられている。この2直線が平行になるような定数 $a$ の値を求め、また、垂直になるような定数 $a$ の値を求める。

代数学直線連立方程式平行垂直一次関数
2025/7/3

1. 問題の内容

2直線 ax+4y1=0ax + 4y - 1 = 0x+(a3)y2=0x + (a-3)y - 2 = 0 が与えられている。この2直線が平行になるような定数 aa の値を求め、また、垂直になるような定数 aa の値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 平行になる場合
2直線 a1x+b1y+c1=0a_1x + b_1y + c_1 = 0a2x+b2y+c2=0a_2x + b_2y + c_2 = 0 が平行であるための条件は、
a1a2=b1b2c1c2\frac{a_1}{a_2} = \frac{b_1}{b_2} \neq \frac{c_1}{c_2} である。
与えられた2直線について考えると、
a1=4a3\frac{a}{1} = \frac{4}{a-3}
これを解くと、
a(a3)=4a(a-3) = 4
a23a4=0a^2 - 3a - 4 = 0
(a4)(a+1)=0(a-4)(a+1) = 0
a=4,1a = 4, -1
a=4a = 4 のとき、a1=4\frac{a}{1} = 4, 4a3=41=4\frac{4}{a-3} = \frac{4}{1} = 4, 12=12\frac{-1}{-2} = \frac{1}{2} より、a112\frac{a}{1} \neq \frac{-1}{-2} であるから平行条件を満たす。
a=1a = -1 のとき、a1=1\frac{a}{1} = -1, 4a3=44=1\frac{4}{a-3} = \frac{4}{-4} = -1, 12=12\frac{-1}{-2} = \frac{1}{2} より、a112\frac{a}{1} \neq \frac{-1}{-2} であるから平行条件を満たす。
したがって、a=4a = 4 および a=1a = -1 は平行条件を満たす。
(2) 垂直になる場合
2直線 a1x+b1y+c1=0a_1x + b_1y + c_1 = 0a2x+b2y+c2=0a_2x + b_2y + c_2 = 0 が垂直であるための条件は、a1a2+b1b2=0a_1a_2 + b_1b_2 = 0 である。
与えられた2直線について考えると、
a(1)+4(a3)=0a(1) + 4(a-3) = 0
a+4a12=0a + 4a - 12 = 0
5a=125a = 12
a=125a = \frac{12}{5}

3. 最終的な答え

平行になるような aa の値: a=4,1a = 4, -1
垂直になるような aa の値: a=125a = \frac{12}{5}

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