連続する2つの自然数があります。大きい方の数の2乗から、小さい方の数の2倍をひいた差は26になります。この2つの自然数を求めなさい。

代数学方程式整数二次方程式因数分解平方根
2025/7/3
## 問題1:連続する2つの自然数

1. 問題の内容

連続する2つの自然数があります。大きい方の数の2乗から、小さい方の数の2倍をひいた差は26になります。この2つの自然数を求めなさい。

2. 解き方の手順

小さい方の自然数を nn とすると、大きい方の自然数は n+1n+1 と表せる。
問題文より、
(n+1)22n=26(n+1)^2 - 2n = 26
n2+2n+12n=26n^2 + 2n + 1 - 2n = 26
n2+1=26n^2 + 1 = 26
n2=25n^2 = 25
n=±5n = \pm 5
nn は自然数なので、n=5n=5
よって、小さい方の自然数は5、大きい方の自然数は6

3. 最終的な答え

5と6
## 問題2:3つの整数A, B, C

1. 問題の内容

3つの正の整数A, B, Cがあります。BはAより5大きい数であり、CはBより5大きい数である。整数Aを xx とするとき、次の問いに答えなさい。
(1) 整数Bを、xx を用いて表しなさい。
(2) Aが6のとき、整数Cを求めなさい。
(3) Aを2乗した数が、BとCの和に等しいとき、整数A, B, Cをそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) BはAより5大きいので、B=x+5B = x + 5
(2) Aが6のとき、A=6A = 6。BはAより5大きいので、B=6+5=11B = 6 + 5 = 11。CはBより5大きいので、C=11+5=16C = 11 + 5 = 16
(3) Aを2乗した数が、BとCの和に等しいとき、
A2=B+CA^2 = B + C
x2=(x+5)+(x+5+5)x^2 = (x+5) + (x+5+5)
x2=x+5+x+10x^2 = x + 5 + x + 10
x2=2x+15x^2 = 2x + 15
x22x15=0x^2 - 2x - 15 = 0
(x5)(x+3)=0(x - 5)(x + 3) = 0
x=5,3x = 5, -3
A, B, Cは正の整数なので、x=A=5x = A = 5
B=A+5=5+5=10B = A + 5 = 5 + 5 = 10
C=B+5=10+5=15C = B + 5 = 10 + 5 = 15

3. 最終的な答え

(1) B=x+5B = x + 5
(2) C=16C = 16
(3) A=5,B=10,C=15A = 5, B = 10, C = 15
## 問題3:連続する3つの奇数

1. 問題の内容

ある連続する3つの正の奇数があります。これらの平方の和が683のとき、3つの奇数を求めなさい。

2. 解き方の手順

真ん中の奇数を nn とすると、連続する3つの奇数は n2,n,n+2n-2, n, n+2 と表せる。
これらの平方の和が683なので、
(n2)2+n2+(n+2)2=683(n-2)^2 + n^2 + (n+2)^2 = 683
n24n+4+n2+n2+4n+4=683n^2 - 4n + 4 + n^2 + n^2 + 4n + 4 = 683
3n2+8=6833n^2 + 8 = 683
3n2=6753n^2 = 675
n2=225n^2 = 225
n=±15n = \pm 15
nn は正の奇数なので、n=15n = 15
よって、3つの奇数は 152=1315 - 2 = 13, 1515, 15+2=1715 + 2 = 17

3. 最終的な答え

13, 15, 17

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