問題は3つあります。 (2) 2種類の符号(おそらく○と●)を1個以上4個以下並べるとき、何通りの記号ができるか。 (3) 2種類の符号(○と●)を使って100通りの記号を作るためには、最小限何個まで並べる必要があるか。 (49) 5個の文字の集合 $U=\{a, b, c, d, e\}$ の部分集合の総数を求めよ。
2025/7/3
1. 問題の内容
問題は3つあります。
(2) 2種類の符号(おそらく○と●)を1個以上4個以下並べるとき、何通りの記号ができるか。
(3) 2種類の符号(○と●)を使って100通りの記号を作るためには、最小限何個まで並べる必要があるか。
(49) 5個の文字の集合 の部分集合の総数を求めよ。
2. 解き方の手順
(2) 符号を並べる個数ごとに場合分けして考えます。1個並べる場合、2個並べる場合、3個並べる場合、4個並べる場合をそれぞれ計算し、それらを足し合わせます。
1個並べる場合:2通り(○または●)
2個並べる場合:通り(○○、○●、●○、●●)
3個並べる場合:通り
4個並べる場合:通り
したがって、合計は通りです。
(3) 個の符号を並べたときにできる記号の総数は通りです。
1個:通り
2個:通り
3個:通り
4個:通り
5個:通り
6個:通り
これらを順番に足していくと、
1個~5個並べた場合:通り
1個~6個並べた場合:通り
1個~5個並べた時点では100通りに満たないが、6個並べることで100通りを超えるため、最小限6個まで並べる必要があります。
(49) 集合の部分集合の総数は、で求められます。ここで、は集合の要素の数です。
集合の要素の数は5なので、です。したがって、部分集合の総数はで求められます。
3. 最終的な答え
(2) 30通り
(3) 6個
(49) 32