1. 問題の内容
与えられた選択肢の中から、正しいものを全て選ぶ問題です。ただし、関数は全て連続であるとします。
2. 解き方の手順
各選択肢について真偽を判断します。
(1)「は閉区間において常に積分可能である。」
は連続関数なので、閉区間において常に積分可能です。したがって、この記述は正しいです。
(2)「が成り立つ。」
積分区間の性質より、が成り立ちます。したがって、も成り立ちます。この記述は正しいです。
(3)「閉区間上で、ならば、が成り立つ。」
これは一般には成り立ちません。例えば、、とすると、ですが、、となり、となります。この記述は誤りです。
ならば、が成り立ちます。
(4)「閉区間上で、ならば、上でである。」
これは一般には成り立ちません。例えば、、、とすると、ですが、上でではありません。この記述は誤りです。
(5)「閉区間上で、ならば、上でである。」
は連続なので、です。ということは、となるしかありません。したがって、となります。この記述は正しいです。
(6)「が成り立つ。」
は、リーマン和の定義そのものです。この記述は正しいです。
3. 最終的な答え
正しい選択肢は、(1), (2), (5), (6) です。