兄と弟がお金を持っており、2700円の品物を買うために、兄は持っていたお金の50%を、弟は持っていたお金の30%を出し合った。品物を買った後、残ったお金を比べると弟の方が300円多かった。2人がはじめに持っていたお金はそれぞれいくらかを求める問題。

代数学連立方程式文章題割合
2025/7/4

1. 問題の内容

兄と弟がお金を持っており、2700円の品物を買うために、兄は持っていたお金の50%を、弟は持っていたお金の30%を出し合った。品物を買った後、残ったお金を比べると弟の方が300円多かった。2人がはじめに持っていたお金はそれぞれいくらかを求める問題。

2. 解き方の手順

兄がはじめに持っていたお金を xx 円、弟がはじめに持っていたお金を yy 円とする。
品物を買うために、兄は 0.5x0.5x 円、弟は 0.3y0.3y 円を出し合った。
したがって、
0.5x+0.3y=27000.5x + 0.3y = 2700
品物を買った後、兄の残金は x0.5x=0.5xx - 0.5x = 0.5x 円、弟の残金は y0.3y=0.7yy - 0.3y = 0.7y 円。
弟の残金は兄の残金より300円多いので、
0.7y=0.5x+3000.7y = 0.5x + 300
上記2つの式を連立方程式として解く。
まず、0.5x+0.3y=27000.5x + 0.3y = 2700 より、
0.5x=27000.3y0.5x = 2700 - 0.3y
これを 0.7y=0.5x+3000.7y = 0.5x + 300 に代入すると、
0.7y=27000.3y+3000.7y = 2700 - 0.3y + 300
0.7y+0.3y=30000.7y + 0.3y = 3000
y=3000y = 3000
y=3000y = 30000.5x+0.3y=27000.5x + 0.3y = 2700 に代入すると、
0.5x+0.3(3000)=27000.5x + 0.3(3000) = 2700
0.5x+900=27000.5x + 900 = 2700
0.5x=18000.5x = 1800
x=3600x = 3600

3. 最終的な答え

兄がはじめに持っていたお金は3600円、弟がはじめに持っていたお金は3000円。

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