与えられた命題A, B, C, Dの真偽を判定し、それらの関係を調べ、最後に条件 $x^2 - 5x + 6 = 0$ の否定を求める問題です。
2025/7/4
1. 問題の内容
与えられた命題A, B, C, Dの真偽を判定し、それらの関係を調べ、最後に条件 の否定を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) (i) 命題A: ならば である。
より、 または です。
のとき、 ではないので、命題Aは偽です。(ア)
(ii) 命題B: ならば である。
これは命題Aの裏です。(イ)
命題Bの対偶は、命題Aの逆であり、 ならば である。
これは真です。
従って、命題Bも真です。(ウ)
(iii) 命題C: ならば である。
より なので、 です。
のとき、 ですが、 が4に近い時、例えば、とすると とすると
ですが、 のときが成り立ちとなり、となります。
したがって、命題Cは偽です。(エ)
(iv) 命題D: ならば である。
これは命題Cの対偶です。(オ)
より です。
このとき、 です。
また、 です。
したがって、命題Dは真です。(カ)
(2) 条件 の否定を求める。
より、 または です。
否定は、 かつ です。(キ)
3. 最終的な答え
ア: 1 (偽)
イ: 3 (裏)
ウ: 0 (真)
エ: 1 (偽)
オ: 4 (対偶)
カ: 0 (真)
キ: 3 ( かつ )